野村克也氏が楽天監督を受諾、背番号は「19」に。

2005/10/20 11:04 Written by コ○助

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楽天は田尾安志監督の後任人事をシダックスの野村克也監督兼GMに一本化、正式オファーを出して水面下で交渉が進められて来たなりが、ようやく野村氏が受諾を決意し、一両日中にも正式契約を結ぶことになったとサンケイスポーツが報じているなり。ほかのスポーツ各紙はまだ「受諾」とはしていないなりが、野村氏が受諾するのはすでに既定路線。あとは時期の問題なりが、組閣に向けての準備は着々と進められているようなりよ。

サンケイスポーツによると、野村氏は19日に楽天の球団首脳に受諾の意向を伝え、就任が内定。契約期間は3年で、背番号は野村氏が南海での現役時代に付けていた「19」になる見通しだというなり。野村氏はヤクルト監督時代は「73」を、阪神監督時代は「82」と「73」の背番号を付けていたなりが、「プロ野球界への最後のご奉公」と公言している今回の楽天の監督就任に際し、原点回帰の意味合いを込めて「19」を希望したのだとか。現在のプロ野球では、通常「19」の背番号は期待される投手が背負うことが多いなりが、楽天は交渉に入る前の段階から「19」を空き番にしていたため、すんなりと決定したようなりよ。

野村氏は当初、楽天の監督に就任した際のコーチ陣をヤクルト監督時代の腹心を中心に考えていたと言われているなりが、来年から愛弟子の古田敦也捕手がヤクルトの監督に就任することが決定したことから、古田監督がコーチ陣を選びやすいよう人事案を白紙に戻すことに。そして新たに検討し直したスタッフの陣容が徐々に明らかになってきたなりね。参考までに、どのような人材が入閣するのか、判明している情報をもとにまとめておくなり。

ヘッドコーチ 松本匡史氏(元巨人) or 渡辺進氏(元ヤクルト)
打撃コーチ 池山隆寛氏(元ヤクルト)
打撃コーチ 広橋公寿氏(現楽天打撃コーチ)配置転換?
投手コーチ 鹿島忠氏(現楽天2軍コーチ)配置転換?
投手コーチ 小野和義氏(現楽天1軍コーチ)配置転換?
バッテリーコーチ 山田勝彦氏(元阪神、日本ハム)

監督の腹心となるヘッドコーチには、サンケイスポーツは現役時代に「青い稲妻」と呼ばれ、俊足巧打のプレーでファンを魅了した元巨人の松本氏の招聘すると見ているなり。松本氏は巨人の2軍監督の経験があり、将来的には巨人の監督に、という話もチラホラと耳にするだけに、野村氏の下で選手操縦術を学ぶには絶好のチャンスになりそう。もちろん、そのキャリアの素晴らしさを疑う余地はなく、ヘッドコーチには適任かもしれないなり。ちなみにスポーツ報知ではヘッドコーチに、現在ヤクルトでチーフコーチを務めている渡辺氏を招聘すると報じているなりよ。ヘッドコーチの人事に関してはまだ流動的なようなりね。

一方、打撃コーチの池山氏とバッテリーコーチの山田氏は、ともに野村氏の下でプレーした経験を持つ、いわば「野村門下生」。コーチは初体験の両氏なりが、入閣はほぼ決定のようなり。楽天に野村イズムを注入する上で欠かすことのできない戦力となりそうなりね。

野村氏の手によってどのように結果を出していくのかは、楽天ファンのみならず、多くのプロ野球ファンが楽しみにしているところ。時間はかかると思うなりが、三木谷オーナーも結論を焦らずに、じっくりとチームを育てて行って欲しいなりね。

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