日本初のWindowsスマートフォン、ウィルコムから登場へ。

2005/10/18 09:37 Written by コ○助

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NTTドコモやボーダフォンがPDAと携帯電話が融合したようなスタイルのスマートフォン端末を投入。海外に遅れること数年。いよいよ日本にも本格的なスマートフォンの波が到来しようとしているなりが、PDAとして考えたときにWindowsパソコンとの親和性が最も高い、マイクロソフトのモバイル機器向けOS「Windows Mobile」を搭載した端末はまだ日本では登場していなかったなりよ。本当にPDAとしての機能を追求するのであれば、「Windows Mobile」を搭載したスマートフォンがよりベターな選択なのは間違いないなりが、そんな端末がもうすぐ発表されるというなりね。しかもキャリアは携帯電話の3キャリアではなく、PHSのウィルコムからだというなり。

ITProによると、このスマートフォンを製造するのはシャープ。今週中にもマイクロソフトとシャープ、ウィルコム3社の事業提携や、新端末、新サービスの詳細が発表されるというなりよ(19日との噂も)。OSには今年8月に発表されたばかりの「Windows Mobile 5.0 日本語版」が搭載される見込みなり。一説には、同日ウィルコムから発表されると目されている通称「ジャケットフォン」(小型のPHS通信モジュールを端末に差し込むことで電話機になる新しいシステム)対応端末のひとつとの噂もあるなり。まあこれは正式発表を楽しみに待つしか無さそうなりね。

ちなみに、「Windows Mobile 5.0」で何ができるのかというと。Windowsパソコンとの連携がさらに強化され、モバイル用のOfficeソフトとしてExcel Mobile、Word Mobile、PowerPoint Mobileを搭載。Officeソフトのファイルを閲覧できるドキュメントビューワーの類を搭載した携帯電話は増えているなりが、「Windows Mobile 5.0」では閲覧のみならず、Excel Mobileならグラフ作成、Word Mobileなら文書作成、PowerPoint Mobileならプレゼンテーションのチェックや練習などができるなりね。これは特にビジネスシーンでは大きなアドバンテージになりそうな機能なりよね。

また、「Windows Media Player 10 Mobile」を搭載しているため、音楽や動画コンテンツの再生に優れているのも特徴。それこそWindowsパソコンと同じ感覚で、出先でも音楽や動画コンテンツを楽しむことができるなりよ。さらにバッテリーが切れても保存した情報が消えない不揮発性メモリを採用するなど、PDAとしての使い勝手を追求したOSとなっているなりね。これと、ウィルコムのPHSが融合するというわけなり。

本当に「Windows Mobile」を搭載したスマートフォンがウィルコムから発表されたら。通信費定額をウリにするウィルコムだけに、ほかの携帯電話キャリアには大きな脅威になりそう。どれほどユーザーを魅きつける端末になるかは分からないなりが、正式発表が待ち遠しいなりね。

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