毛髪専門クリニックの受診者、7割が20〜30代の「若者」。

2005/10/16 21:28 Written by コ○助

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厚生労働省が「飲む発毛剤」の国内販売を承認し、11月末にも万有製薬が「プロペシア錠0.2ミリグラム/1ミリグラム」を発売することが決定。1か月あたり約7,000円+治療費+医師の処方箋が不可欠と、購入にはそれなりのハードルがあるものの、これを起爆剤にして「リアップ」ブームのあとに一時需要が低迷していた発毛・育毛剤市場が再び拡大に転じるとの予測も出ているなりよ。市場が拡大されるということは、それすなわち毛髪の悩みを抱えている人の財布からお金が飛び出していくということ。日本人の毛髪への悩みは、300〜500億円市場という数字を見るだけでもヒシヒシと伝わってくるなりよね。

さて、毛髪の悩みを抱え、発毛・育毛剤市場を支えているのは中高年が多いというイメージが強いなりが、そんなイメージとはやや異なる調査結果が、特定非営利活動法人「F・M・L・毛髪医学研究会」から発表されたなりよ。なかなか興味深い内容だったので、少し見ておくことにするなりね。

・全国4か所の毛髪クリニックを初診で訪れた約2,900人を対象にアンケートを実施。
・訪れた人の内訳は男性85.7%、女性14.3%。
・年齢は11〜19歳が2.5%、20〜29歳が37.4%、30〜39歳が37.7%。
・症状は抜け毛(39.7%)、毛が細くなった(24.6%)、毛がまばらになった(18.0%)の順。

といった感じで、全体の約75%近くが20〜30代の「若者」という結果に。少し意外な気もしたなりが、40代以降になると毛髪が抜けることはある程度仕方がないという諦念が先に立ち、わざわざ毛髪クリニックに相談する人が少ないのかもしれないなりね。もしくは、それを良しと受け入れるくらい懐が広くなるか、相談するまでもなく自分で何とかするとか。若いのに抜け毛がひどい、頭が薄くなってきた、といった状態のほうが深刻度が高いので、毛髪クリニックの門を叩く人が多いのは当然と言えそうなり。

コ○助は幸い、30代を目前にした今のところはあまり毛髪に関する悩みは抱えていないなりが、20代前半の頃に比べると抜け毛が多いような印象は受けるなり。これも加齢と共に仕方がないことなのかな、と諦めているなりが、一応10年後を見据えてシャンプーの仕方を注意したり、頭皮のマッサージなどを徐々にするようになってきたなりよ。やって効果が無いよりも、やらずにあとで後悔するほうが嫌なりからね(笑)。若いからといって毛髪のケアを怠っていると、そのうち痛い目に遭うかもしれないなりよ……。皆さんもお気を付けて。

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