舞台「12人の優しい日本人」の製作発表に12人が勢揃い。

2005/10/13 06:39 Written by コ○助

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東京サンシャインボーイズ時代の1990年に初演されて以来、映画化や再演のたびに「三谷幸喜の傑作」と言われ続けてきた「12人の優しい日本人」。この名作が13年ぶりに東京・渋谷のPARCO劇場で再演されることは既報の通りなりが、12日に出演者12人が勢揃いしての製作発表が行われたなりよ。繰り返しになる部分もあるなりが、これからチケット争奪戦に臨む人もいると思うので、簡単に公演の内容をまとめておくなりね。

「12人の優しい日本人」
作・演出:三谷幸喜
出演:浅野和之、石田ゆり子、伊藤正之、江口洋介、小日向文世、鈴木砂羽、筒井道隆、生瀬勝久、温水洋一、堀内敬子、堀部圭亮、山寺宏一
劇場:PARCO劇場(東京)、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ(大阪)
日程:東京→11月30日〜12月30日/大阪→2006年1月6日〜29日
料金:9,000円(税込み)
前売り開始:東京→10月30日/大阪→11月12日※
※ほかに各種先行予約販売あり。

「12人の優しい日本人」の出演者には、役名ではなく、それぞれ「陪審員○号」という呼び名が付けられているなりが、今回の再演では次のような配役となっているなり。

陪審員1号…浅野和之/陪審員2号…生瀬勝久/陪審員3号…伊藤正之/
陪審員4号…筒井道隆/陪審員5号…石田ゆり子/陪審員6号…堀部圭亮/
陪審員7号…温水洋一/陪審員8号…鈴木砂羽/陪審員9号…小日向文世/
陪審員10号…堀内敬子/陪審員11号…江口洋介/陪審員12号…山寺宏一

舞台の初演から再々演までと映画版に、キーパーソン的な存在の「陪審員2号」として起用されていた相島一之と、「陪審員7号」としてすべての「12人の優しい日本人」に出演していた梶原善が共に今回の再演のキャストから外れているのは少し残念なりが、全く新しい2005年版の「12人の優しい日本人」を創り上げようという気概を感じる配役なりよね。最近の三谷幸喜作品によく出演している俳優が揃っているので、それほど違和感は感じないなり。

東京サンシャインボーイズは1994年には休団してしまったので、「12人の優しい日本人」を映画版で知ったという人も多いと思うなりが、参考までに映画版の配役を振り返っておくことにするなりね。

陪審員1号…塩見三省/陪審員2号…相島一之/陪審員3号…上田耕一/
陪審員4号…二瓶鮫一/陪審員5号…中村まり子/陪審員6号…大河内浩/
陪審員7号…梶原善/陪審員8号…山下容莉枝/陪審員9号…村松克巳/
陪審員10号…林美智子/陪審員11号…豊川悦司/陪審員12号…加藤善博

映画版はレンタルビデオなどでも簡単に借りることができるので、舞台を見る前に観ておくと、どの陪審員が誰から誰に代わった、ということが分かって面白いかも。それを抜きにしても、日本映画としては出色の出来なので、まだ観ていない人はぜひチェックすることをオススメするなりよ。ぜひ一人でも多くの人に観て欲しい作品なり。

「12人の優しい日本人」の再演は、今回を逃すと次はいつになるのか分からないだけに、三谷幸喜ファンの人は、この機会をお見逃しなく。

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