今秋はスズメバチが大量発生の恐れ。

2005/09/29 13:10 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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ウォール真木は長野県出身。田舎育ちで野生児のように育った子供時代がありますから、ハチに刺されたことも山ほど。

確か一番古い記録では、ハエかと思って飛んでいる地蜂を手掴みで捕まえるという、かなり「空手キッド」のような離れ業を見せたところ、人差し指の付け根を刺されました。その後も幼稚園の庭でアゲハチョウを捕まえようとして、何故かスズメバチに刺され、家の玄関先でボーっとしていてら、突然肩に激痛を感じ、振り向いたらアシナガバチが飛び去っていったことも……。普通は威嚇しない限りハチって刺さないんじゃ(汗)。

……え?ウォール真木の「存在」自体が威嚇?余計なお世話です(笑)。

そして今までに一番恐ろしかったハチ関連の経験というと、あれはイギリス生活時代。以前住んでいたロンドンのアパートの隣家にスズメバチが巣を作り、何故か動物愛護精神の強いその家人は駆除を拒否。そしてある秋の早朝、まだ真っ暗な時間に誰よりも早く起きてシャワーを浴びていると、何か窓を「パシッパシッ……!」と叩く音が。

「あー、雨か」

と窓のほうを振り向いたウォール真木は凍りつきました。なんと明かりにつられてやって来た数百匹のスズメバチが窓に体当たりしていスのです。ぎゃああああああ!!!

あの光景、トラウマなんてもんじゃありません(涙)。

さて前置きが長くなりましたが、ハチの中でも特に獰猛だといわれているスズメバチ、今年は大量発生の危険があるんだそうです。今年の春から夏にかけての気候は雨が少なく好天が続いたため、スズメバチにとっては巣の作りやすい環境だったそうです。その結果巨大な住処が沢山見付かっているんだとか。巣が大きければそれだけ成虫に育つハチも多いのは当たり前ですね。

また、田舎だけに限らず都会でも最近はハチにとって済みやすい環境が整っているのだとか。人が出すゴミが豊富なエサとなり別に自然界でなくてもスズメバチは生き延びていけるのだそう。ということで、六本木にて都会的な生活を送っているコ○助だって、気をつけないと大変なことに。

スズメバチに刺されない対策法としては、黒い洋服を身に着けない(習性として黒い色に近づくから)、遭遇してもあわてずゆっくりと逃げる、匂いに敏感なので香水などは避ける……といったことが大切です。また最近では刺された場合に毒を吸い出す、応急処置のグッズもあるそうですので、これらを常備しておくのは大切かもしれませんね。

アレルギー体質の方は、2度目に刺されると酷いアナフィラクシー(強いショック性アレルギー反応)が起こり、最悪の場合死にいたることもあるというスズメバチの毒。今年は皆さんくれぐれもお気をつけ下さいまし。

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