ライブドアの堀江貴文社長が語る衆院選舞台裏の全真相。

2005/09/22 15:32 Written by コ○助

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先の衆院選に無所属で広島6区から出馬。国民新党の亀井静香氏と激突し、約25,000票差を付けられて落選はしたものの、84,433票を集める善戦を見せたライブドアの堀江貴文社長。「選挙でいくら儲けるのか」「国政に本気で取り組む気があるのか」と揶揄されることが多かった中で、なぜ堀江社長は選挙への出馬を決めたのか。その本音や無所属での出馬に至った経緯などについて語った記事が、日経ビジネスの「敗軍の将、兵を語る」というコーナーに出ているなりよ。もともと歯に衣着せぬ物言いが特徴の堀江社長ではあるなりが、衆院選の舞台裏についてかなりぶっちゃけた内容となっているなりね。

「比例で重複立候補という話も出てたけど、民主党の岡田(克也代表)さんと会ったのが気に入らなかったみたいで、途中から、天秤にかけてるとか言われるようになって」
「僕、岡田さんに『ぶっちゃけた話、何をやりたいんですか』と聞いたんですよ。彼は『政権交代です』と言うから、『だったら郵政民営化賛成と言わないと絶対に政権交代できませんよ』って言ったんですけど、それは無理だと。その時に、『ダメだ、この人』と思いましたよ」
「(自民党が)公認するには2つ条件があって、比例区の名簿は普通の順位で、要は優先しないと。あとは社長を辞めるのが条件だと言ったからね。『国政の方が崇高だ』とか『ライブドアごとき辞めてしまえ』ぐらいの勢いで。正気の沙汰じゃないですよ」
「3時間ぐらい飯島さん(※首相秘書官)とかとバトって、怒りまくってキレかかってたからね。最後は、じゃあもういいよと。『勝手に無所属で出ます』となったんです」

挑発的な言葉遣いは相変わらずなりが、なかなか興味深い内容ではあるなり。自民党からの公認を巡っては、堀江社長のことをあまり快く思わない所属議員の間から「公認するべきではない」との話がたびたび漏れていたので、裏側では激しいやり取りがあったのだろうな、くらいの想像はしていたなりが、実際に飯島首相秘書官などと「バトって、怒りまくってキレかかってた」と告白していることからも、想像以上のやり取りがあったようなりよ。

落選が決まった際には「次の衆院選があったら、広島6区、尾道に戻ってきたい」と、先の展望についても語っていたなりが、「敗軍の将、兵を語る」の中では「自分的には今回がラストチャンスだったかもしれない」とコメントしており、出馬するかどうかは分からないというのが正直な今の気持ちのようなりよ。まあプロ野球買収問題、ニッポン放送買収問題と続き、露出がピークに達していた今年のタイミングだったからこそ、堀江社長が脚光を浴びたということもあるので、4年後に果たしてライブドアがどうなっているのかも分からないなりからね。

良くも悪くも今年も世間を賑わせている堀江社長。次の一手として何を用意しているのか。気になるところなり。

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