沖縄発の新顔「沖縄黒カレー」はスープカレーに続けるか。

2005/09/18 20:58 Written by コ○助

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ひと口にカレーと言っても、その種類は実にさまざま。古くから家庭で愛されているようなオーソドックスなカレーに、本場のインドカレー、ココナツミルクを加えたタイカレー、そして最近は札幌発のスープカレーなどなど。そんなカレーの中で、あまり目立ちはしないものの、ビジュアル的なインパクトから根強い人気があるのが黒カレー。なぜ黒いのか、その理由は一般的には「タマネギを焦げるまで炒めているから」らしいなりが、秘伝のスパイス配合によって黒くしている店もあるため、実際のところは「これこそ黒カレー」という一般的な黒カレー像は無かったりするなりよね。まあパッと見て黒ければ黒カレーなり(笑)。

そんな黒カレーの新顔として、最近にわかに話題となっているのが「沖縄黒カレー」、もしくは「琉球黒カレー」と呼ばれるもの。黒さの秘密は黒糖ココアいう、沖縄らしいエッセンスを入れた真っ黒なカレーだというなりよ。話題の火付け役となっているのは、わしたショップが販売しているレトルトの「96 CURRY」。沖縄産の黒糖とココアパウダーをブレンドした黒糖ココアをベースに、タマネギと沖縄産パパイヤ、泡盛を加えたカレーなりが、欧州カレーの趣を持った味わいで、黒糖ココアによってマイルドになった辛さが心地良いと評判が評判を呼んでいるのだとか。

実際に「96 CURRY」を試食しているブログ「HappyTalk & Cooking」の記事によると、「食べた感じは一般のレトルトカレーより少し本格的な印象を受けました」「味はなにかねっとりする後味があるんですが、それが黒糖ココアなのでしょうか。辛さは感じないけど濃厚な味です。パパイヤの酸味も分かりますよ。沖縄のお酒、泡盛も使われています。ちなみに具は豚肉です」とあるなり。あくまでもレトルトなので期待は禁物なりが、なかなか悪く無さそうな感じじゃないなりか。

とはいえ、Googleで「黒カレー 沖縄」と検索してみても、あまり大した情報には行き当たらず、本当に沖縄で定着し始めているメニューなのかは半信半疑。実際に食べられる店は無いのかなぁ、といろいろと探していたら、とりあえず東京・恵比寿にある「アジア&ダイニングバー はいばな」というお店で「沖縄黒カレー」を食べさせてくれるとの情報をキャッチしたなりよ。黒糖ココアを使う基本的な作り方は一緒なりが、この店ではラフテーを煮込んだダシでカレーのルーを作るようで、豚の美味しいダシが溶け込んだ濃厚な味わいのカレーを楽しみことができるなりね。

スープカレーほどのブームになるかどうかは分からないなりが、じわじわと認知度を高めている「沖縄黒カレー」。もしメニューで見かけたら、ぜひチャレンジしてみて下さいなり。コ○助もとりあえず恵比寿の「はいばな」には行ってみなければ。

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