アップル幹部が語る「iPod nano」日本市場への期待。

2005/09/09 07:19 Written by コ○助

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アメリカ時間の9月7日に正式発表された「iPod nano」は、日本でも8日から発売が開始されたこともあって、コ○助の周囲でも「アップルストアの『購入ボタン』をポチッとしてしまった」「(直営店の)アップルストアに並んで購入した」という人が早くもチラホラ。コ○助もかなり欲しいとは思っているものの、幸か不幸か、現在所有している15GBの「iPod」(第3世代)に何ら不満がないので、「iPod nano」を購入する「意味」が見出せずにいるなりね(笑)。物欲を優先させるならば「意味」なんて考えずに即ゲットするべきなのかもしれないなりが、「iPod」はケースを含めて愛着があるので、なかなか見捨てることができないなりよ。まあ容量的にコ○助はちょっと2GBや4GBでは足りない気もするので、それで良いなりよ、きっと。そう納得させることにするなり。

さて、「iPod nano」は小型・薄型ということで、アップル・コンピュータとしてはとにかく小さいモノが大好きな日本市場にかける思いが強いようなりが、その期待についてアップル・コンピュータのグレッグ・ジョズウィック副社長が語っているインタビューが、インプレスとITmediaにそれぞれ出ているなりね。これから「iPod nano」の購入を検討している人は気になるところだと思うので、簡単に内容をチェックしておくことにするなり。

iPod nanoは日本でブレイクするか? −「この小ささがもたらす価値こそが革命」(インプレス)
「iPodは、日本国内において、35%程度のシェアで推移していましたが、iTunes Music Storeを日本でスタートさせてから、40%を超えるシェアとなっています。今回のnanoで、さらにリーダーシップのポジションを確実にしたい」
「日本では為替の関係もあって、iPod miniの発売時点よりも安い価格で提供できました。これほど魅力的な価格設定はないですし、なかでも日本のユーザーには、価格面において、iPod miniを超える大きな価値を提供できたと考えています」
「日本には、匠の技術を重んじる風潮があります。また、小型化したものに対して、魅力を感じてもらえる国民性がある。そうした人たちに、iPod nanoは、きっと最適の製品だと思いますし、世界中で、最もその価値を理解してもらえる国だと考えています」

「iPod nano」は日本人好み――米Apple幹部に聞く(ITmedia)
「オリジナル(初代)のiPodはほかの誰もが想像していなかった製品です。そのiPodを他社がまねしようしている間に、私たちはiPod miniを投入しました。そして、他社がiPod miniをまねしようとしている間に、我々はiPod nanoを投入するのです」
「日本市場は非常に重要だと考えています。世界で2番目に大きな市場ですし、日本の消費者は、仕上がりの良さや小型化、高い技術力というものを評価してくれます」
「ソニーの新ウォークマン(NW-A3000)は、オリジナルのiPod(初代)よりも大きいようですね。私たちは音楽再生以外の要素をプレーヤーに持たせようという意図を持ちません」

いずれのインタビューでも、「iPod nano」の日本での成功を疑わない、強い確信のようなものを感じるなりよね。特にITmediaのインタビューでは、同日に発表されたソニーのHDD搭載ウォークマン「NW-A3000」について「オリジナルのiPod(初代)よりも大きいようですね」と、やや皮肉っぽいニュアンスで言及しているあたり、すでに勝負は決していると判断しているようにも取れるなり。

秋冬商戦に向けて、携帯オーディオプレーヤーの分野で圧倒的な強さを見せそうな、魅力あふれる「iPod nano」。年末から来年にかけてはしばらく旋風が巻き起こりそうなりね。

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