来年1月スタートのフジテレビ系「月9」は「西遊記」に。

2005/09/08 15:09 Written by コ○助

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まだ「秋ドラマ」が始まってもいないというのに気が早い話なりが、来年1月スタートの「冬ドラマ」の話題が8日付けのスポーツ各紙の紙面を賑わせていたなりよ。なんでも、「冬ドラマ」のフジテレビ系「月9」枠では、これまで幾度となく実写ドラマ化されてきた「西遊記」を放送することになったのだとか。「月9」枠は「トレンディドラマ」の時代から恋愛ドラマの王道を突っ走ってきたなりが、まさか「西遊記」を放送するなんて(笑)。意外すぎなり。

主役の孫悟空に起用されるのは香取慎吾。あぁ、確かに表情とか良い意味で猿っぽいかも。コ○助は1978年から日本テレビ系で放送されていた堺正章主演の「西遊記」が子どもの頃から大好きで、その後も再放送で繰り返し、繰り返し見ているほど「西遊記」を愛して止まないだけに「孫悟空=堺正章」を超えるキャスティングは有り得ないと思い込んでいたなりが、香取慎吾ならアリかもしれないなり。ただ、ちょっと猿ならではの小柄感が今の香取慎吾には感じられないのが若干心配ではあるなりが……。そういう意味でもつくづく堺正章のキャスティングは最高だったなぁ、と改めて感じさせられるなりねぇ。

キャスティングが最高といえば、日本テレビ版の「西遊記」は三蔵法師(夏目雅子)、猪八戒(西田敏行)、沙悟浄(岸部シロー)のすべてのキャストがしっくりと来ていたなりよね。新しい「月9」の「西遊記」では孫悟空以外のキャストをまだ選定中のようなりが、果たして日本テレビ版のインパクトを超えることができるかどうか。三蔵法師、猪八戒、沙悟浄に今の役者を当てはめると誰が適当なんだろうなぁ、と漠然と考えてみたなりが、なかなかピタッと来る人が思い浮かばないなりよ。皆さんはどう思うなりか?

このフジテレビ版「西遊記」の脚本を手がけるのは、「東京ラブストーリー」や映画版の「世界の中心で、愛をさけぶ」などのヒット作で知られる坂元裕二。ヒット作が多いのは確かなりが、不発だった作品もいくつかある、ややムラのある脚本家なりね。日本テレビ版の「西遊記」はジェームス三木が素晴らしい脚本を書いていただけに、坂元裕二の脚本は常に比較されてしまいそう。サンケイスポーツによると、今回の「西遊記」は恋愛あり、友情あり、涙ありの冒険活劇になるというなりよ。恋愛モノが得意な坂元裕二だけに、変に恋愛面だけ強く描かれなければ良いなりが……。

孫悟空がきんと雲に乗って大空を飛ぶシーンや如意棒が伸びるシーンなどは、最新のCGを駆使して上手く実写映像化していくようなので、四半世紀前の日本テレビ版「西遊記」よりは迫力のある作品に仕上がるかもしれないなりね。キャスト、脚本、映像すべてにおいて、日本テレビ版を超えることができるかどうか。「西遊記」好きとしては、見逃すことのできないドラマになりそうなり。

☆現在までに判明している2006年「冬ドラマ」
月曜21時 「西遊記」(主演:香取慎吾)フジテレビ系
日曜21時 「輪舞曲(ロンド)」(主演:竹野内豊、チェ・ジウ)TBS系

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