映画「奥さまは魔女」のノーラ・エフロン監督インタビュー。

2005/09/03 19:18 Written by コ○助

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(この記事には一部ネタバレが含まれている可能性がありますなり。これから観る予定がある人は読まないことをオススメしますなり。)

本国アメリカのみならず、日本でも絶大な人気を誇る1960年代のドラマ「奥さまは魔女」。8年間という長期の放送期間と全254話というスケールからも、いかに人気の作品だったのかがうかがえるなりが、コ○助も子どもの頃に再放送で見てどっぷりとハマッたものなりよ。本当にキュートなサマンサ演じるエリザベス・モンゴメリーは、幼きコ○助のハートを鷲づかみにしていたなりね(笑)。なかなかの大作なので一気に見返す機会はそうあるものでは無いなりが、飛び飛びでも良いので、今でもふと見たくなることはあるなり。

きっとコ○助と同じように、またはそれ以上に「奥さまは魔女」に思い入れのある人は多いと思うなりが、そんな「奥さまは魔女」の映画版として現在公開されているのが、タイトルそのままの「奥さまは魔女」。この映画版について、ノーラ・エフロン監督が産経新聞のインタビューに答えているなりよ。ノーラ・エフロン監督の名前を聞いてもピンと来ないかもしれないなりが、トム・ハンクスとメグ・ライアンが共演した「めぐり逢えたら」や、同じコンビによる「ユー・ガット・メール」などの代表作を持つ監督。「恋愛映画の巨匠」と呼ぶ人もいるヒットメーカーなり。

「この映画は男と女の力関係を描いている。イザベルは魔力という力を持っているが、人間社会では弱そうに見せなければいけない。男を支配しても、怖がらせてもいけない。そのあたりの微妙なやりとりを経て、恋愛へと進んでいくお話」
「ニコールありきでこの企画に興味を持った。映画化の話だけなら断っていた。私は彼女の大ファンよ」
「(ニコール・キッドマンは)洗練された冷たいイメージを持つかもしれないが、実際の彼女はイノセントで温かくチャーミングな女性。魔法をかけるときの例の鼻を動かす仕草も素晴らしかった」

コ○助は予告編を観た段階から、ニコール・キッドマンが演じるサマンサがあまりにも可愛らしかったので、「これはひょっとしたらエリザベス・モンゴメリーを超えるかもしれない」と勝手な期待を胸に映画館に向かったなりが、実際に映画版の「奥さまは魔女」を観た感想としては、テレビ版の「奥さまは魔女」をモチーフにした別物だったので、映画版とドラマ版は比較するようなモノでは無いのかな、と。あまり事前に情報を仕入れずに観に行ったので、当初は完全リメイクモノかと思い込んでいたなりよ。それだけに、映画版はピュアな状態で観ることができたなりが、とにかくこの映画版はニコール・キッドマンをキュートに映すために作られた、ニコール・キッドマンのための作品といった感じだったなりね(笑)。いや、ほんと。ニコール・キッドマンは可愛すぎなり。ほかのどの作品よりも。それだけは間違いないなりよ。

リメイクでは無いので、オリジナルを知らない人でも純粋にラブコメディ作品として楽しむことができそう。相手役を演じているウィル・フェレルのキャラクターは好みが分かれそうなりが、全体としてはハリウッド映画らしい作品に仕上がっているなりね。ニコール・キッドマンが好き、ラブコメディが好きという人はぜひぜひ。

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