極薄液晶やSDカードスロット搭載の新「VAIO typeT」レビュー。

2005/09/03 15:55 Written by コ○助

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8月30日にソニーから「VAIO」の秋モデルが一斉に発表されたなりが、その中でも目を引いたのが「VAIO typeT」の新モデル「VAIO typeT VGN-TX90PS」。「VAIO typeT」は小型・軽量ながら光学ドライブを内蔵し、長時間の駆動を実現した実用度の高いモデルとして人気を集めているなりが、2004年9月に初代が登場して以来、これまで何度かのマイナーチェンジはしてきたものの、フルモデルチェンジは今回が初めてとなるなりよ。かなり機能面が強化されており、これもまた人気になりそうな製品なりね。

話を進めていく前に、まずは「VAIO typeT VGN-TX90PS」の基本的なスペックと特徴をまとめておくと。

・CPUは超低電圧版Celeron M 383(1GHz)。
・メモリは512MB(最大1.5GB)、HDDは60GB。
・光学ドライブはDVD+R DL対応のDVDスーパーマルチ。
・液晶は新開発の薄型11.1型ワイドクリアブラック液晶。
・前モデルに比べると約150gの軽量化を実現(1.40kgから1.25kgに)。
・前モデルに比べると6.5mmの薄型化を実現。
・前モデルに比べるとバッテリ駆動時間が長時間化(約8.5時間から約9時間に)。
・「VAIOノート」では初めてSD/MMCメモリーカードスロットを搭載。
・本体色はブラック、ホワイト、プレミアムブルー(1,000台限定)。

本体の軽量化に大きく貢献しているのが新開発の薄型11.1型ワイドクリアブラック液晶。写真で見る限りでは、まさに「極薄」という言葉がピッタリの液晶なりよ。1.25kgというモバイル環境でも活躍してくれそうな重量なのに、DVDスーパーマルチドライブを搭載するなど機能面も充実。コ○助も外出先での更新用に欲しい……と、久しぶりに物欲がうずくノートパソコンが現れてきたなりね。

発売は9月24日からと、まだ少し時間があるなりが、この「VAIO typeT VGN-TX90PS」に関するレビュー記事がインプレス、デジタルARENA、アスキーに出ているなりよ。それぞれ簡単に見ておくことにするなりね。

・極薄液晶を搭載! 光学ドライブ内蔵で約1.25kgのモバイルノート「VAIO typeT VGN-TX90PS」(デジタルARENA
「(液晶が)これだけ薄いと強度が気になるところだが、キャビネットを堅くするのではなく、曲げても大丈夫にするという逆転の発想で作られている」
「問題点を挙げるとすれば、薄型化によってキータッチが少し悪くなったことだろう。この点を許容できるなら、光学ドライブを内蔵したノートを頻繁に持ち歩きたい人にとっては、かなり有力な選択肢となるだろう」

・さらに薄く軽くなった2スピンドルノートPC「VAIO type T」〜SDメモリーカードスロットやFelicaポートを搭載(インプレス
「(キーボードは)ストロークはやや浅めだが、不等キーピッチもなく、キー配列も標準的で使いやすい」
「新VAIO type Tは、より薄く軽くなった筐体に、FelicaポートやBluetooth機能などを詰め込んだ製品であり、モバイルノートPCとしての完成度はさらに向上している」

・【一足先に目撃!!】薄く! 軽く! 長時間!! すべてが改良された最新VAIO type T『VGN-TX90PS』に迫る(アスキー
「薄くなった天面には、マグネシウム合金を採用した場合と比較して約3割軽量で約2倍の剛性があるマルチレイヤーカーボンファイバーを採用したり、液晶ディスプレー部の構造を変えることで強度を確保した」
「新機種のキーボードは、type Tの夏モデルよりも、先代の“type TR”シリーズに似た印象だ」

キーボードが打ちやすいかどうかについての感じ方は人それぞれなりが、「キータッチが少し悪い」と触れているレビュー記事がある以上、購入前には一度実機のキータッチを試してみたほうが無難かもしれないなりね。そのほかの面に関しては、どのレビュー記事も概ね好意的な内容で、完成度の高いモデルとして紹介されているなり。購入を検討している人は、ぜひレビュー記事を参考にして下さいませ。

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