ペット・ビジネス加熱、ついに犬用「ラブホテル」が登場。

2005/08/31 11:35 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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ウォール真木が魚のエサだの、海水タンク専用の塩だのを買いに行くペット・ショップ。ここには魚以外にも犬や猫、鳥類や爬虫類にいたるまで、いろいろなペットのグッズが売っていて、それら動物を飼っていない私にとってもなんだか興味深いモノばかりです。

例えば犬に与える骨は、Xマス近くになると赤と緑に着色されて、リース形やソックス形になっているのが登場します。そろそろペット用のハロウィン・コスチュームも売られ始めました。今までに一番笑ったのが、母犬が発する女性ホルモン(プロラクチンだったかな?)が配合されたというスプレー。なんでもリラックス効果があるらしいです……。本当だろうか?

さてペットを対象にしたビジネスは加熱する一方といった感がありますが、そんな中さらにびっくりなニュースが。なんでもブラジルはサンパウロで「ペットのためのラブホテル」が登場したというのです。

室内を犬が喜びそう(?)な「犬の足跡」「好物の骨」といったデザインで飾り、窓はプライバシーのために厚手のカーテンを施しているとか。さらにラブホテルらしく(?)、天井にはハート型の大型鏡……。もちろん、照明にもロマンチックな気分を盛り上げるために明るさを調整できるようにしてあり、さらにDVDや映画鑑賞も可能なんだそうです。なんてこった(汗)。

気になる料金ですが、2時間で100レアル(日本円で約4700円)だそうで、これはサンパウロ市内の人間用ラブホテルと比べても同じぐらいの値段だそうです。しかし「2時間」という区切りに妙に生々しさを感じるのは私だけですか。そうですか(笑)。

このラブホテルを始めたのは、ペット・ショップを経営するロブソン・マニョ氏。彼はラブホテル経営者らと共同企画し、お店の上階を利用して「ペット・ラブ・モーテル」を開店したとか。マニョ氏はすでに犬同士の結婚相手紹介サービスや、犬カップルのための不妊治療も手がけているそうで、これらと組み合わせれば、この犬用ラブホテルも需要が高い可能性が。

同様のビジネスが日本でも登場したら、意外と繁栄するかも!?

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