巨人の清原和博内野手が自由契約へ、極秘会談で通達。

2005/08/30 16:45 Written by コ○助

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表向きは「左ひざの治療のため」、でも、その真意はチームの若返りのための「お荷物の追放」。高年俸をもらい、チーム内での影響力を持ちながら成績が伴わなず、首脳陣にとっては最も扱いづらい選手の一人だった清原和博内野手に対し、出場選手登録の抹消が言い渡されたのは8月13日のこと。当初、清原選手は「「(左ひざが)100%ではないけど、自分自身は足がちぎれるまでやりたい」と2軍落ちを頑なに拒否していたなりが、首脳陣による説得と、堀内監督の「早く完治してほしいと願っている。そのための登録抹消」との言葉を信じ、2軍行きを受け入れたと言われているなりよ。

しかしながら、一度2軍に落ちてしまえば、仮に左ひざのけがが完治したとしても1軍への復帰が難しいのは誰の目にも明らか。それゆえ、4年契約が切れる今季をもって「退団の可能性が高い」とスポーツ各紙は一斉に書き立てていたなりが、どうやらそれが現実のモノとなりそうなりね。30日付けのスポーツ報知が「清原 自由契約へ 極秘会談で巨人通告」と、大きく一面で報じているなり。

スポーツ報知によると、左ひざ半月板損傷の内視鏡手術の手術のために入院する30日よりも前に、球団と清原選手が極秘裡に会談。現役続行を希望する清原選手に対し、来季の戦力構想から外れることを球団が通告し、これまで球団に尽くしてきた功労者との判断から任意引退選手扱いにはせず、自由契約にして移籍をサポートすることになったというなり。昨年オフに球団から引退を勧告された際には「泥水を飲む覚悟で」と、もう一年の現役続行を掴み取った清原選手だったなりが、残念ながら事実上の解雇通告を受けてしまったなりね。また、「あれほど好きで入った巨人だから、巨人で終わりたい」と常々公言していたものの、この希望も叶うことなく巨人のユニフォームを脱ぐことになりそうなりよ。

気になるのは清原選手の今後について。年俸3億6,000万円と高額ながら、打率.212、22本塁打、52打点の成績。しかも年々動体視力の衰えが顕著に出ている清原選手を積極的に獲得する球団が現れるかどうかは微妙なところなりが、可能性があるとすれば古巣の西武、巨人とのパイプが太いオリックス、一度は獲得に動いた中日、スターが欲しい楽天あたりなりか。

ただ、ひざへの負担を考えれば、パ・リーグでDHとしてプレーするほうが現実的なので、中日の線は薄そう。西武も経営難の状況で結果が伴わない高年俸選手を獲得する余裕は無いはずなので、オリックスか楽天が有力と言えそうなりよ。個人的には楽天が良いと思うなりが、こちらも三木谷オーナーの財布次第。今オフは大がかりな補強をすると公言しているなりが、その選択肢に清原選手が入ってくるのかどうか。

絶大な人気を誇る清原選手なので、巨人ファンにとっては寂しい話題かもしれないなりが、ほかの球団のユニフォームを着ていても清原選手は清原選手。巨人以外の球団でもプレーすると決めた以上、一年でも長く現役を続行して、存在感を発揮し続けて欲しいものなり。

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