YUIの女優デビューが決定、映画主演&主題歌を担当。

2005/08/26 12:10 Written by コ○助

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今年1月からの冬ドラマとして放送された竹内結子主演の月9ドラマ「不機嫌なジーン」。視聴率的にはやや不発に終わったなりが、主題歌に起用されたYUIのデビュー曲「feel my soul」は心地良いテンポの楽曲で、ドラマの印象以上に鮮烈なインパクトを残したなりよね。「不機嫌なジーン」の放送終了後も売り上げを伸ばした「feel my soul」は、最終的には30万枚の大台を突破。日本の音楽シーンに新しい才能が突如として現れたなりね。

その後、6月に発売したセカンドシングルの「Tomorrow's way」は映画「HINOKIO」の主題歌に起用され、デビュー曲の「月9主題歌」から「映画主題歌」にステップアップ。地元・福岡でのストリートライブを経て上京、今年デビューしたばかりの18歳のYUIは一気にスターダムを駆け上がっているわけなりが、今度は再び映画の主題歌を担当するだけでなく、その映画に主演として起用されることが明らかになったなりよ。まだデビューして1年に満たない歌手が、ここまで大きな仕事をこなしているのは異例中の異例。確かにビジュアル的にも可愛らしく、歌声もキレイで、作詞・作曲がこなせるという多彩な魅力を持った人なので仕事に恵まれても不思議では無いなりが、それにしたって順調に階段を上りすぎなりよね(笑)。

主演&主題歌担当が決定したのは、1993年度の香港アカデミー賞で最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀主演女優賞など主要6部門を独占した香港映画「つきせぬ想い(原題:新不了情)」を原案にした純愛物語で、タイトルは「タイヨウノウタ」。「つきせぬ想い」はコ○助も観たなりが、この映画でブレイクしてアジアのスターへと飛躍したアニタ・ユンの魅力が爆発していて、もう可愛いこと、可愛いこと。ストーリーは不治の病に冒された少女と青年作曲家の恋という、そう目新しい題材では無いなりが、涙無くしては観られない作品だったなりね。

「タイヨウノウタ」は「病気で医師に余命いくばくもないと告げられた少女の切ない青春と恋愛を綴った物語」(サンケイスポーツ)。太陽の光を浴びると死んでしまう色素性乾皮症の患者の少女(YUI)は夜しか出歩くことができないため、日中は家に引き籠もり、夜な夜なストリートミュージシャンとして路上に立つ生活。あるとき、同級生の孝治(塚本高史)と恋に落ち、両思いになるものの、孝治は少女の病気のことを知らない……というストーリーのようなり。その後のストーリーは「つきせぬ想い」とダブらせて考えるとなんとなく想像できてしまうなりが、やはりハンカチ無くしては観ることができなそうなりね。

監督を務めるのは、こちらも劇場長編の製作は初めてとなる小泉徳宏監督。小泉監督は、同じテーマの短編を競作する企画「最も危険な刑事(デカ)まつり」の参加監督公募に「行列のできる刑事」という作品を出品し、採用された新鋭監督なりよ。まだ実力的には未知数なところも多いなりが、監督も主演もフレッシュなコンビで、どのような作品を創り上げていくのかは興味深いものがあるなりね。

公開は来年とまだ先の話なりが、楽しみな作品なり。

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