一眼レフ並みの操作性を誇る「LUMIX DMC-FZ30」レビュー。

2005/08/25 12:00 Written by コ○助

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「DMC-FZ20」の後継機として、7月に発表された松下電器産業の800万画素デジカメ「LUMIX DMC-FZ30」。800万画素撮影時には12倍ズームながら、300万画素撮影時には19倍ズームでの撮影が可能という、「一眼レフではないのに、高倍率ズーム」が売り物のデジカメなりね。最近、愛用している松下電器産業の12倍ズーム機「DMC-FZ3」のレンズ周りから「ギコッ、ギコッ」と奇妙な音がしてくるようになったコ○助としては、「DMC-FZ30」は非常に気になっている製品なりよ。まだ「DMC-FZ3」は1年程度しか使っていないので壊れてしまっては困るなりが(笑)。

この松下電器産業の高倍率ズームを売り物にした「FZシリーズ」は着実に進化を遂げており、「DMC-FZ30」では従来以上に一眼レフデジカメの使い心地にグッと近づいているなりよ。これまでも「FZシリーズ」を「レンズの交換できない一眼レフデジカメ」と表す人もいたなりが、「DMC-FZ30」ではズーム操作がレンズのリング部分の回転で行えるようになるなど、操作感も一眼レフデジカメのそれに似たものになっているなりね。価格的には75,000円前後と、一般的な一眼レフデジカメよりも少し安い程度なりが、人気のある一眼レフデジカメを購入しようと考えている層を少しでも取り込んで行こうという気概が感じられるなり。

そんな「DMC-FZ30」のレビュー記事が、デジタルARENAに出ているなり。どの程度の進化を遂げているのかは気になるところなので、少しチェックしておくことにするなりね。

「旧モデルの『DMC-FZ20』と比べると、ボディーのデザインや操作系など、すべてにわたってのモデルチェンジとなった」
「レンズ部で注目したいのは、ズーミング時にレンズの全長が変わらないインナーズーム方式となったことと、ズーミングがこれまでの電動式からリングの回転による手動式になったことだ」
「デジタル一眼レフカメラに迫る大きさのモデルだけあって、これまでの高倍率ズーム機と比べて操作性が向上し、画質もこのクラスではトップレベルに進化している」
「画質や操作性の高さを考えれば納得できるが、高倍率ズーム機として考えると割安感はいまひとつ」

画質面、操作性ともに一眼レフデジカメに迫るモノがあると太鼓判が押されているなりね。まあ細かい部分では一眼レフデジカメに劣る部分があるのは確かなようなりが、コ○助のように、主にWebに掲載する写真を撮る程度ならば、十二分に性能を発揮してくれそうなりよ。ただ、やはりほかのメーカーの高倍率ズーム機に比べると少し価格が高いのがネックなりかねぇ。せめて5万円台くらいまで下がれば、手を出しやすくなるのに。

8月26日から発売開始となるので、購入を検討している人は、ぜひレビュー記事もチェックしてみて下さいませ。

[LUMIX DMC-FZ30のスペック]※()内は前モデルのスペック
・1/1.8インチの800万画素CCDを搭載。(1/2.5インチ536万画素)
・800万画素撮影時に12倍ズーム、500万画素撮影時に15.3倍ズーム、300万画素撮影時に19倍ズームでの撮影が可能。(最大12倍ズームのみ)
・FZシリーズでは初めて固定式レンズを採用。(沈胴式)
・2インチの23.5万画素TFT液晶搭載。(2インチ13万画素TFT液晶)
・連続撮影可能枚数は約280枚。(240枚)
・本体色はブラックとチタンシルバーの2色。
・8月26日から発売、店頭予想価格は75,000円前後。

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