三洋電機、3型液晶モニター搭載の薄型デジカメを発表。

2005/08/24 16:51 Written by コ○助

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デジカメ草創期の頃から意欲的に製品を投入し、一時は「動画デジカメ」の代名詞的存在だった三洋電機なりが、近年はほかのメーカーの勢いに押され、徐々にその存在感を失っているなりよね。コ○助もかつては三洋電機のデジカメを2世代に渡って愛用していたユーザーなので、今の三洋電機の凋落には少し寂しさを感じるなりよ。デザインや製品コンセプトはコ○助の好みに合致しているので、もうひとつ何か尖った機能があれば再びユーザーになるのになぁ、といつも感じていたなりね。

そんなコ○助のアンテナに引っかかったのが、24日に発表された新製品「Xacti(ザクティ)DSC-E6」。デジカメとしては最大級となる、3型の液晶モニターを搭載しているコンパクトデジカメなり。大型の液晶を備えたコンパクトデジカメは最近のトレンドなりが、ソニーが今夏発表した「DSC-T5」でも液晶のサイズは2.5型。たかが0.5型分の違いと言うこと無かれ。実際に見比べてみたら、この違いは結構インパクトのある差なりよ。

「Xacti DSC-E6」のスペックを簡単にまとめておくと。

・約23万画素の3型低温ポリシリコンTFT液晶を搭載。
・有効600万画素の1/2.5型CCDを搭載。
・屈曲光学系光学3倍ズームレンズを搭載。
・「スーパーマクロ」により、被写体に1センチまで近づいて撮影可能。
・記録メディアはSDメモリーカード(別途16MBの内蔵メモリを搭載)。
・シャッターボタンに触れるだけでフォーカスが合う「タッチフォーカス」を世界初搭載。
・重量は約153グラム(電池、SDメモリーカード込み)。
・価格は52,500円、9月下旬発売予定。

大きな液晶は単に大きなファインダーとして機能するだけでなく、液晶モニター内に被写体を2インチ相当で表示しながら、撮影状況に合わせたガイドを表示することができる「2ウェイ撮影ガイド」や、カメラが最適な撮影条件(シーンモード)を判断し、その条件を変えながら4枚を連写して表示、最もキレイに撮れた写真だけを保存できる「ベストショットモード」、スケジュール帳のような日程管理ができる「ビジュアルスケジューラー」、36枚の写真を一気に表示する「36画面マルチ表示」などに対応。大きな液晶だからこそ、便利に実行できる機能がたくさん用意されているなりね。

また、「Xacti DSC-E6」のもうひとつの売りである「タッチフォーカス」もなかなか面白い機能。通常オートフォーカスで写真を撮る際にはシャッターボタンを半押しにする作業が伴うなりが、「タッチフォーカス」ではシャッターボタンに触れるだけでオートフォーカス状態になるなりよ。カメラが苦手な人には「半押し」の意味が分からずに困惑する場合もあるので、小難しいことを考えずにオートフォーカスが設定されるのは良いなりよね。ちなみに、この機能は同時発表された下位モデル「Xacti DSC-S6」にも搭載されているので、三洋電機としては今後「タッチフォーカス」を前面に押し出していく考えなのかもしれないなりね。

全体的に、初心者が気軽に、楽しく使えるための工夫が凝らされているデジカメと言えそう。デザインも可愛い感じだし、機械が苦手という女性にも受け入れられそうなりね。コ○助もちょっとサブ機として欲しいところなり。まずは量販店に実機チェックしに行かなければ。

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