コ○助も気が付けばもう29歳。30代突入を目前にして身体のあちこちにガタが来ているのをヒシヒシと体感する毎日なので、そろそろ人間ドックに一度は行かなければならないと考えているなりが、Narinari.comの更新やら仕事のことを考えるとなかなか時間を作ることができず、後回しに。でも、腰は痛いし、食べると腹の調子が悪くなる食べ物がここ数年で一気に増えているし、久しぶりに会う人には顔を合わせた瞬間に「どこか悪いの？」と心配されることもしばしばだし（笑）。一度くらい、真剣にオーバーホールに出さないといかんな、とは思っているなりね。倒れる前に、チェックしておかなければ。いつも同じような話をして、心配してくださる読者の皆さん。なかなか重い腰を上げられなくて申し訳ありませんなり。

さて、そんなコ○助の話はともかくとして。日本病院会予防医学委員会と日本人間ドック学会が、人間ドックを受診した約294万人を対象に行った、健康に関する調査結果が発表されたなりよ。この調査は人間ドック受診者の検査項目の結果をもとに、生活習慣病などの傾向を探ったもの。サンプル数も多く、参考になりそうな内容なので、産経新聞の記事をもとにしながら簡単にポイントをまとめておくなりね。

・食生活の変化や運動不足で高血圧などの生活習慣病予備軍が増加傾向。
・増加している理由は、検査技術が進歩したことや、高齢者の受診が増えたことも考えられる。
・検査項目に異常が無く、「健康」と診断されたのは男性10.7％、女性15.0％。全体では12.3％。
・項目別では、肝機能異常（25.2％）、高コレステロール（23.9％）、肥満（21.4％）の順に高い。

「健康」な人は全体では12.3％、男性は特に低くて10.7％しかいないなりね……。コ○助は運動不足も良いところなので、絶対その10.7％に「入っていない」自信があるなりよ（笑）。笑い事じゃないなりよね、これ。人間ドックに行かないのであれば、それなりに食生活に気を付け、そこそこ運動するように心がけなければ。

ちなみに、人間ドック＆健康診断の受診年齢の分布や、人間ドック＆健康診断を受診しない理由などについて、厚生労働省が「国民生活基礎調査の概況」の中で発表しているなりが、参考までに昨年のデータを少し見ておくなりね。

20〜24歳　男 50.7％／女 51.2％
25〜34歳　男 63.9％／女 45.8％
35〜44歳　男 72.7％／女 52.5％
45〜54歳　男 73.0％／女 60.4％
55〜64歳　男 67.9％／女 60.6％
65〜74歳　男 62.0％／女 61.4％
75〜84歳　男 57.7％／女 54.3％
85歳以上　男 45.9％／女 39.5％

85歳以上と25〜34歳の女性を除き、概ね5割以上の人がちゃんと人間ドックや健康診断を受診しているなりね。まあちゃんとした会社に勤めていれば健康診断は必ず年に一回は受診することになるので、当然といえば当然なりか。25〜34歳の女性の数字がガクンと下がっているのは、会社勤めを辞めて主婦になった人が人間ドックや健康診断を受けなくなる傾向が如実に表れていると言えそうなり。

今度は、人間ドックや健康診断を受診しない人が、なぜ受診しないのか、という点についてのデータもあるなりよ。

1位　心配な時はいつでも医療機関を受診できるから（29.6％）
2位　時間がとれなかったから（24.5％）
3位　めんどうだから（17.5％）
4位　費用がかかるから（15.3％）
5位　毎年受ける必要性を感じないから（11.1％）
6位　健康状態に自信があり、必要性を感じないから（10.5％）
7位　その時、医療機関に入通院していたから（6.9％）
8位　知らなかったから（4.6％）
9位　結果が心配なため、受けたくないから（4.6％）
10位　検査等に不安があるから（3.1％）
11位　場所が遠いから（1.8％）
12位　その他（9.9％）

コ○助は2位の「時間がとれなかったから」に当てはまってしまうなりねぇ。でも、健康でいるかどうかは自分の心がけ次第。どんなに医学が進歩しても、発見が遅れれば手遅れになる病気は多いだけに、コ○助を含めて、これまで人間ドックや健康診断を避けてきた人はもう少し健康への意識を高く持つ必要があるかもしれないなりね。皆さん、お身体を大切に……。