「料理人との近さ 持ち味」ぐるなびの瀧久雄会長インタビュー。

2005/08/08 20:01 Written by コ○助

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宴会やコンパの幹事のみならず、デートや友だち同士で食事する店の情報を得るために、今や欠かすことができない存在となった飲食店情報サイトの「ぐるなび」。食いしん坊なコ○助も、数ある情報系サイトの中では群を抜いて「ぐるなび」にお世話になることが多いなりが、全国約4万4,000件もの飲食店情報が網羅されているので、そこそこの店ならかなりの確率で掲載されているという安心感があるなりよね。また、Googleで店名を検索にかけると、「ぐるなび」登録店はほぼ確実に検索結果上位に表示されるので、トップページからアクセスしなくとも、「ぐるなび」を利用している人は多いと思うなりよ。

同じような飲食店情報をまとめたサービスはヤフーなどのポータルサイトも提供しているなりが、「ぐるなび」は「割引クーポンが提供されている」「メニューの量が豊富」「店のオススメ情報などが随時更新される」「写真が多い」といった多くの点で、後続のサイトを大きく引き離しているのがポイントなりよね。1996年にスタートと、このジャンルのサイトとしては老舗なので、さまざまな試行錯誤を繰り返してきた結果としての利便性の高さも感じるなりよ。かゆいところに、しっかりと手が届いている。ユーザーフレンドリーなサービスと言えそうなり。

そんな「ぐるなび」の瀧久雄会長兼社長が日経流通新聞のインタビューに答えているなり。「ぐるなび」のこれまでと現状、そして今後について語った内容なので、どのような内容なのか少し見ておくことにするなりね。

「グルメ情報のサイトは多いですが、当社は直接営業マンが店を回り、料理人とのパイプを持っている点が強み」
「店側が店舗情報を書き加える仕組みで情報の早さや信頼度を高めた結果、約350万人の会員を中心に利用者が広がっています」
「(競合はヤフーか、との問いに)飲食店の情報を集める点ではそうです。リクルートの無料クーポン誌、ホットペッパーとも競合しますが、飲食店に対し販促の重要性を知らせてくれました。ただ店の空席を埋めるだけの情報発信やクーポン配布にとどまるつもりはありません」

最近は飲食店情報だけでなく、食の情報を集めたコーナー「Moreぐるなび」や宿泊予約サイト「ぐるなびトラベル」、親会社のノウハウを活かした時刻表の検索サイト「えきから時刻表」などのサービスも展開しており、食に関する情報を中心に、ネットを活用した新しいメディアの在り方を模索している段階なりよ。「豊かな食生活を支える」という事業目標に向けて、食を軸にした展開を今後も実践していくことになるなりね。

どうせ外食するなら、少しでも美味しく、お得な気分になれるお店に行きたいもの。楽しい食事の時間を演出する手助けをしてくれる「ぐるなび」のますますの頑張りに期待したいものなり。

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