「mixi」が会員数100万人突破、笠原社長が今後の展開を語る。

2005/08/04 10:26 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


ソーシャルネットワークサービスが草創期の頃は、ライバルの「GREE」との会員数もどっこいどっこいだった「mixi」なりが、最大手のポジションを確保してからの会員数の伸びは目覚ましいものがあるなりよね。後続のソーシャルネットワークサービスが次々と立ち上がる中でも、会員数増加の勢いは増すばかりで、ついには日本のソーシャルネットワークサービスでは初めて会員数100万人を突破したなりよ。現在、「GREE」の会員数は20万人と言われており、ライバルに大きな差を付けることに成功しているなりね。

順調に会員数が推移し、収益面でも今年2〜3月あたりから単月黒字化を果たしているなど、運営が安定してきた「mixi」の今後について、「mixi」を運営するイー・マーキュリーの笠原健治氏が語ったインタビューがデジタルARENAに出ているなりよ。

「ユーザー数は、1日5000〜5600人程度の幅で増え続けている。100万ユーザーへの到達は、予想よりもやや早かった」
「女性ユーザーの伸びが顕著で、男女比は56対44に達している。男女比が1対1になるのは時間の問題だろう」
「100万ユーザーという、マイルストーンを達成したこともあり、他のサービスを気にするというよりは、ユーザーが使いやすい機能を追求することに重きを置いている」
「最終的にはインターネットユーザーなら一人1個のIDを所有するような、老若男女問わず利用できるコミュニケーションインフラとして普及していければ、と考えている」

1日5000〜5600人の勢いで会員数が増えているというのは凄いペースなりが、このペースだと年内には160〜180万人に到達すると見ているようなり。ということは、来年初頭には200万人なりか。ほかのインターネットのサービスがそうであるように、一度勢いの付いたサービスは、ユーザーが増える一方なりよね。さすがにすべてのインターネットユーザーが1個のIDを所有する、という地点に到達するのは難しいとは思うなりが、1000万、2000万ならば有り得ない数字では無さそうなり。勢いのある「mixi」に真正面から勝負するライバルのソーシャルネットワークサービスは、厳しい局面を迎えつつあると認識する必要があるかもしれないなり。

既存会員からの招待が無いと登録できないため、クローズなコミュニティと言われてきた「mixi」なりが、100万ものユーザーがいれば、実質的にはもはやクローズとは言い難いものがあるなりよね。まあ数字のインパクトほど、まだまだ周囲の人間が「mixi」に登録していない人が多いように感じるものの、それでも大学時代の友人・知人を偶然「mixi」上で発見することも多々あるなど、「再会ツール」としての力を発揮できるだけの会員数が集まりつつあるとは感じるなりよ。

人が増えればトラブルが起きる。これはインターネットのどのサービスにも見られる傾向なりが、「mixi」がいかに会員を操縦しながら、安心して利用できる環境を整えていくことができるか。今後の「mixi」の成長にはこの点が最も重要なポイントになりそうなり。コ○助も「mixi」は仕事上で、私生活上でとっても役に立っているツール。恒久的に、そしてより良いサービスを安定して提供して行って欲しいものなり。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.