解雇の野茂英雄投手、ヤンキース入団が決定。

2005/07/28 07:59 Written by コ○助

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日米通算200勝の偉業を達成したものの、今季は19試合に登板、5勝8敗、防御率7.24の不安定な成績と高年俸がネックとなり、デビルレイズを戦力外となってしまった野茂英雄投手。デビルレイズの保有権放棄を告知するウェーバーにかけられ、他球団からのトレード、もしくは獲得の申し込みを待っていたなりが、10日間の期間には正式なオファーは届かず、代理人の団野村氏を通じて自ら次の球団に売り込みをかけていたなりね。

デビルレイズからの戦力外が決まった当初から、先発ローテーション投手が壊滅状態にあるヤンキースが獲得に動くのではないかとの憶測は飛んでいたなりが、本当に契約を結ぶことになったなりよ。今季のヤンキースは先発ローテーション候補として6人の投手を揃えていたなりが、うち4人が故障者リスト入り。その穴を埋めるべく、他球団から放出された投手を獲得→即登板させたり、マイナーから投手を引き上げるなどのピストン輸送状態が続いているなりね。参考までに、ヤンキースの先発投手陣を確認しておくと。

[先発ローテーション組]
ランディ・ジョンソン 11勝6敗、防御率3.95
マイク・ムシーナ 10勝5敗、防御率3.83

[故障組]
ジャレット・ライト 2勝2敗、防御率9.15
ケビン・ブラウン 4勝7敗、防御率6.50
カール・パバーノ 4勝6敗、防御率4.77
王建民 6勝3敗、防御率3.89

[緊急補強組]
ダレル・メイ 0勝1敗、防御率16.71
アル・ライター 1勝1敗、防御率5.11
ティム・レディング 0勝1敗、防御率54.00
※いずれもヤンキースでの成績

この投手陣でもア・リーグ東地区の2位(首位と1ゲーム差。26日現在)に付けているあたりはヤンキースの底力を感じるなりが、補強した投手もあまり戦力になっていないため、少しでも実績ある投手にすがりたい状況なのは確かなり。野茂投手の今季のピッチングを見る限りでは、環境が変わったからといってすぐに復調するという感じでは無さそうなりが、それでもメイ投手やレディング投手などよりは、安定したピッチングを披露することはできる……と思いたいなりね。

野茂投手のヤンキースとの契約はマイナー契約。今後のスケジュールとしては、3Aコロンバスでの調整登板を経て、早ければ30日のエンゼルス戦でメジャー昇格→即先発という流れになる可能性が高いのだとか。野茂投手の悲願であるプレーオフからワールドシリーズへの出場に近い位置にいるヤンキースだけに、ヤンキースへの入団は野茂投手にとっても大きなチャンス。心機一転、活躍に期待したいところなり。

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