水没したケータイからデータを復旧するサービスとは。

2005/07/27 10:46 Written by コ○助

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PHSを含めると、携帯電話・PHS歴が11年になるコ○助なりが、幸いなことにこれまで端末の水没経験はゼロ。でも、「トイレに落とした」「お酒をこぼした」ことで端末が壊れてしまったというオッチョコチョイさんの話はよく耳にするなりよね。恐らく、Narinari.comの読者の皆さんの中にも、端末の水没経験を持つ人は何人もいると思うなりが、端末が水没してしまったら、皆さんは中のデータをどうしているなりか? 

まず、誰もがとる行動はキャリアに相談することなりが、残念ながらどのキャリアでも修理はしてくれるものの、データの復旧は「保証外」扱いで、データが復旧するかどうかは運次第なりよ。端末修理の過程で、メモリをリセットされてしまったらデータは消滅。アドレス帳やメールなど、大切なデータをバックアップする余地もなく消されてしまうのは、悲しい、というよりも困ってしまうなりよね。

そんなときに活躍してくれるのが、水没した端末からデータを復旧してくれるサービス。水没時間が長く、メモリまで逝ってしまった場合にはこの手のサービスを利用してもデータを復旧することは難しいなりが、逆に言えば端末が壊れてもメモリさえ生きていれば、データを復旧させることは可能なりよ。そんなデータ復旧サービスのひとつがリクロスが提供する「水濡れケータイよみがえりサービス」。日本経済新聞に、このサービスを実際に使ってみたという体験レポートが出ているなりね。

「同社のサービスは水濡れした携帯電話を、水を取り除く特殊な液体に漬けて復活させる、というもの」
「基板に損傷や腐食の無い単純な水没であれば90%の確率で電源が入るようになるという」
「価格は9,450円(返送料込み)で、故障した携帯電話を同社に送ると、機器を修理し、内蔵データはCD-Rに入れ、最短24時間で返送してくれる。復旧しない場合は送料を除いて返金される」

「単純な水没であれば90%の確率」で復活するとは、なんとも心強いサービスじゃないなりか。9,450円という価格はちょっと高いなりが、復旧しない場合には返金してくれるという点はかなり良心的。ダメ元でチャレンジしてみる価値はありそうなり。

ちなみに、「水濡れケータイよみがえりサービス」はあくまでもデータ復旧サービスであり、端末を解体して修理をしてくれる、というわけでは無いなりよ。そのため、端末の電源が入り、端末内のデータを閲覧することができる状態に戻ったとしても、それは応急処置に過ぎないため、続けてキャリアに修理に出すか、機種変更するようなりね。当然のことではあるなりが、その辺は留意した上でサービスを利用する必要があるなり。

水没した端末をドライヤーなどで乾燥させる人もいるなりが、急激な温度変化に余計に壊れてしまうことも有るそうなので、放置しておくのが一番なのだとか。それでもデータが復旧しない場合には、「データが消えた!」と諦める前に、「水濡れケータイよみがえりサービス」のようなサービスをぜひ試してみて下さいなり。

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