ライブドア騒動の余波、フジテレビの番組打ち切り続出。

2005/07/25 19:54 Written by コ○助

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今春のニッポン放送の株取得をめぐるライブドアとの攻防の結果、ニッポン放送の子会社化にかかる経費が当初予定よりも数十億円増加。また、ライブドアの第三者割当増資を引き受けたことで、約440億円の余計な出費を強いられたフジテレビなりが、そのしわ寄せが今年の秋の改編あたりからジワジワと出始めるようなりよ。制作費や出演料のカットという、現場の「リストラ」を敢行することで、経費を節減せざるを得ない状況に追い込まれているなりね。

現在発売中の「週刊現代」によると、秋の改編で打ち切られるのは日曜夜の情報番組「情報ライブ EZ! TV」(22時〜)、土曜朝の「ワッツ!? ニッポン」(9時55分〜)、平日昼の「F2」(14時05分〜)。「EZ! TV」は12〜14%の視聴率を獲得するなど、日曜日のこの時間帯にしては堅調な数字を叩き出しており、決して不振というわけでは無いなりが、1回4,000万円以上とも言われる高額な制作費がリストラの対象になってしまったようなりよ。司会を務める森本毅郎の出演料が1回200万円と高いこともネックになってしまったなりね。森本毅郎曰く「突然、局(フジテレビ)側から一方的に『9月いっぱいですよ』と通達がありました」ということなので、あくまでも局側の都合によって打ち切りが決定したようなり。

「ワッツ!? ニッポン」も情報番組としてそこそこ人気のある番組なりが、こちらも制作費の割に視聴率が稼げていないとの理由で打ち切り。「F2」も同様の理由での打ち切りのようなり。まあ通常でも制作費と視聴率のバランスが悪い番組が打ち切られるのは常なりが、巨額の出費をしてしまった直後だけに、通常よりもシビアな目線での評価が下されている可能性は否定できないなりよね。「EZ! TV」「ワッツ!? ニッポン」「F2」の3本は、いずれもコ○助がよく見ている番組なので、打ち切りは残念でならないなりよ。

また、これ以外にも深夜番組の打ち切り方針が固められているようで、高額の出演料のタレントが出演する番組を中心に7〜8本が打ち切られるのだとか。現在、フジテレビの深夜番組には明石家さんま(お台場明石城)、ダウンタウン(考えるヒト)、志村けん(志村通)、ビートたけし(北野タレント名鑑)など、大物が出演する番組がズラリと並んでいるなりが、これらがこぞって打ち切られる可能性もありそうなりか。この中では、「考えるヒト」を毎週楽しみに見ているコ○助としては、打ち切りになってしまったら悲しくて仕方ないなりね……。

打ち切りにはならずとも、制作費がカットされ、内容がガラリと変わるような番組が出てきたり、これまでよりもドラマの出演者のランクが落ちたり、といった影響は徐々に出てくるかもしれないなりね。視聴率的には上り調子だったフジテレビだったなりが、こうした施策が番組の質を下げることに繋がり、低迷期に突入しないことを祈るばかりなり。

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