お騒がせセレブ、パリス･ヒルトン。メディアに登場しなければ、黙ってさえいれば、大富豪の美しいご令嬢として明るい未来が待っていただろうに……。

とはいえ、彼女がハチャメチャな言動を見せてくれるのも楽しみだったりするウォール真木。リアリティー番組出演、ジュエリーのデザイン、女優業……と忙しく仕事を見つけては、自分の家の財産に頼らず（？）自立している姿は、案外見習うべきところもあるかもしれません。そう考えるとバカっぽい行動も、もしかしたら計算しつくされた彼女の戦略なのかも？

さてこのパリスちゃん、先日これまた「超」大金持ち、ギリシャの海運王の御曹司である男性と婚約。彼の名前もまたパリス君といい、なんだか紛らわしいのですが……。ちなみにパリス君は現在UCLAに留学中で、家業を継ぐために勉強中。家業といっても、その内容は海運業の他に、石油業なども営み約8100億円の資産を持つ大財閥だそうで……。すでにヒルトン･ホテル創設者のひ孫というお金持ちパリスちゃんが、この結婚で見事「玉の輿」になってしまうという、末恐ろしいカップルの誕生となりました。

ところが、米芸能雑誌の「スター」によるとこの2人、早々と破局してしまったということなんですよ。しかもその背景にはパリス君の家族、ラトシス家のメンバーの反対があったというお話。先日パリス君への両親に挨拶するためにギリシャを訪れた2人ですが、パリス君のお母さんはパリスちゃんを気に入らず、一緒に写真を取られるのも避けるほどだったとか。

パリス君の父親も同誌に対して、息子とその婚約者は喧嘩の挙句パリスはギリシャを去ってしまったと発言。まだ彼は若いし、結婚より学業が大切……と釘も刺しています。

「ふたつから好きなの選んで」と差し出された値段が億単位の婚約指輪を、決められないと両方ゲットしちゃったり、結婚式はロイヤル･ウェディングがいい！とイギリスのウェストミンスター寺院に許可をもらうとしたり（もちろん断られた）、と婚約後も奇想天外にはしゃいでいたパリスちゃんですが、これもラトシス家としては気に入らなかったらしいですね。

しかし今後この結婚話どうなることやら。個人的にはセレブ版「シンデレラ･ストーリー」が現実になることを祈ってますよ、パリスちゃん。