Apple、音楽配信を手がける子会社「アイチューンズ」を国内設立。

2005/07/15 07:20 Written by コ○助

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「アップル・コンピュータの音楽配信サービス『iTunes Music Store 日本版』が8月にスタート」と、日本経済新聞が大きな紙面を割いて報じていたのは6月7日のこと。でも、過去にも開始時期を巡って憶測記事を書いてきた日本経済新聞だったので、「本当に8月に始まるの?」と懐疑的な見方をする人も多かったなりよね。コ○助も早期のサービス開始を熱望しながらも、「8月は少し早いかなぁ」と勝手に思っていたなりが、どうやら本当に8月をめどにサービスが始まる可能性が高まってきたなりよ。

これまで日本版の「iTunes Music Store」に関しては、「水面下でレコード会社と協議中」という話が出ているくらいで、表立った大きな話はあまり出て来なかったなりが、ITmediaによると、すでに米Appleの100%出資の子会社「アイチューンズ株式会社」(エドュアルド・クー社長)を東京都内に設立していたことが判明。その会社名から、日本国内における「iTunes Music Store」は同社を通じて行われると見られるようなりよ。

また、14日にはエイベックス・グループ・ホールディングスがアップル・コンピュータに楽曲を提供すると発表。これはプレスリリースも出した確定情報なので、タイミング的にも、いよいよサービス開始に向けての準備が整ってきたと考えて良さそうなりよね。ちなみに、エイベックスはプレスリリースの中で、「当社グループが権利を有するシングル楽曲・アルバム楽曲及びiTunes Music Store用限定楽曲を提供することを予定しており、今後も両社間の連携を深め、新しいサービスを追求して参ります」と、iTunes Music Storeでしか手に入らない楽曲も提供していく計画を明らかにしているなりよ。これはすでに音楽配信サービスを提供しているレーベルゲートやヤフー、オリコン、マイクロソフトなどにとっては脅威になりそうなりね。

まだアップル・コンピュータやアイチューンズから公式なサービス開始がアナウンスされたわけでは無いので、依然としてスケジュールや料金体系に関しては不明。料金は1曲200円前後になるとの見方が強いなりが、ほかの音楽配信サービスに差を付ける意味でも150円くらいに設定できると、世の中の音楽配信サービスに対する期待が高まりそうなりが、さすがに最初からそこまでの低料金設定は難しいなりかねぇ。

CDレンタルの価格よりも安ければ、一気にブレイクしそうな「iTunes Music Store」。正式発表が待ち遠しいなりね。

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