7月22日にインボイスSEIBUドームで、23日に甲子園球場で開催される今年のオールスターゲーム。ファン投票の中間発表の段から阪神の選手が順調に得票しているとのニュースがちょこちょこと出ていたなりが、最終結果でもやはり阪神勢の強さが目立ったなりよ。セ・リーグ11部門中（先発、中継ぎ、抑え、捕手、一塁、二塁、三塁、遊撃、外野×3）6部門を阪神勢が占めたなりね。

それではまず、両リーグのファン投票最終結果をまとめておくなりね（成績は7月6日現在）。

・セ・リーグ
［先発］黒田博樹（広島）／14試合、8勝4敗、防御率2.87
［中継ぎ］藤川球児（阪神）／44試合、4勝0敗0セーブ、防御率1.03
［抑え］五十嵐亮太（ヤクルト）／20試合、1勝1敗4セーブ、防御率5.12
［捕手］古田敦也（ヤクルト）／打率.257、3本塁打、22打点
［一塁］清原和博（巨人）／打率.214、17本塁打、44打点
［二塁］藤本敦士（阪神）／打率.258、0本塁打、21打点
［三塁］今岡誠（阪神）／打率.285、15本塁打、77打点
［遊撃］鳥谷敬（阪神）／打率.301、4本塁打、29打点
［外野1］赤星憲広（阪神）／打率.326、1本塁打、17打点
［外野2］金本知憲（阪神）／打率.334、21本塁打、70打点
［外野3］前田智徳（広島）／打率.329、16本塁打、45打点

・パ・リーグ
［先発］松坂大輔（西武）／16試合、6勝9敗、防御率2.34
［中継ぎ］藪田安彦（ロッテ）／25試合、5勝3敗0セーブ、防御率2.90
［抑え］小林雅英（ロッテ）／25試合、0勝1敗19セーブ、防御率2.31
［捕手］城島健司（ソフトバンク）／打率.315、20本塁打、46打点
［一塁］松中信彦（ソフトバンク）／打率.281、28本塁打、73打点
［二塁］西岡剛（ロッテ）／打率.298、3本塁打、35打点
［三塁］小笠原道大（日本ハム）／打率.243、22本塁打、54打点
［遊撃］川崎宗則（ソフトバンク）／打率.273、1本塁打、22打点
［外野1］SHINJO（日本ハム）／打率.251、17本塁打、45打点
［外野2］礒部公一（楽天）／打率.278、14本塁打、37打点
［外野3］和田一浩（西武）／打率.296、16本塁打、43打点
［DH］フリオ・ズレータ（ソフトバンク）／打率.336、27本塁打、66打点

残念ながら、セ・リーグでは中日と横浜、パ・リーグではオリックスからのファン投票選出が無かったなり。セ・リーグのファン投票で阪神勢が強いのはいつものことなりが、今年は首位を快走しているので、まあ妥当な結果と言えそうなりか。個人的には、かなり頑張って成績を残しているとはいえ鳥谷敬選手がファン投票で選出されたことがちょっと意外。「虎のプリンス」はやはりスター街道まっしぐらのようなり。

実績と現在の成績を考えれば中日の岩瀬仁紀投手（抑え部門）や阪神のアンディ・シーツ内野手（一塁手部門）、巨人の仁志敏久内野手（二塁手部門）、ロッテの渡辺俊介投手（先発部門）あたりがファン投票で食い込んで来ても良さそうなものだったなりが、残念ながらそれぞれ落選してしまったなりね。まあこれらの選手は監督推薦での出場が濃厚なので、ファンの人はガッカリすることも無いかと。

今年は甲子園でも試合が開催されるので、阪神ファンにとっては大いに盛り上がるオールスターゲームになりそう。反面、ほかの球団のファンにとっては「つまらん！」ということになるかもしれないなりが、まあ首位を走っている時くらいは、そんな気分にさせてくださいなり（笑）。