ジャニーズでも異例の映画主演作が続く岡田准一インタビュー。

2005/07/07 11:30 Written by コ○助

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SMAPの木村拓哉、草なぎ剛、稲垣吾郎、中居正広、香取慎吾、TOKIOの長瀬智也、松岡昌宏、NEWSの山下智久などなど、ジャニーズにはドラマや映画で活躍している面々が多いなりが、恐らく今のジャニーズにあって最も「役者」らしい活動をしていて、最も映画の世界で成功を収めているのはV6の岡田准一。ジュニアから階段を上った生粋のジャニーズではないところが良いのか、単に端整な顔立ちがウケているのか、ハッキリとした人気の秘密は分からないなりが、映画の主演に立て続けに起用されているなりね。

岡田准一の映画初出演は、TBS系人気ドラマの映画版「木更津キャッツアイ 日本シリーズ」(2003年)だったなりが、その後はComing Century(V6の若いメンバー、森田剛,三宅健,岡田准一の3人)が主演したアイドル映画「COSMIC RESCUE - The Moonlight Generations -」(2003年)に出演。ここまでは普通のアイドルと同じ道を歩んでいるものの、黒木瞳との「年下不倫」が話題となった「東京タワー」(2004年)の主演に抜てきされたことが、岡田准一の役者としての道筋をハッキリと示すことになったなりね。この作品の演技で高い評価を受けた岡田准一は、2005年に突入してからは主演作が目白押しなりよ。

まず7月9日に公開されるのが「フライ,ダディ,フライ」。「GO」のヒットで知られる直木賞作家・金城一紀の同名小説を映画化した話題作なりが、娘を傷つけられ、復讐に燃える中年サラリーマン(堤真一)と、彼を鍛えるために力を貸す高校生(岡田准一)の戦いの日々を描いた、熱い作品なりよ。つい最近までヤングサンデーにマンガ版が連載されていたので、読んだという人も多いかもしれないなりね。コ○助もヤングサンデーでストーリーを知って、映画版にも興味を持ったクチなり。

続いて主演するのはコ○助も大好きなSABU監督の「ホールドアップダウン」。これはV6デビュー10周年を記念し、V6の6人が主演する「アイドル映画」なりが、疾走感あふれる映像と、クスッと笑わせてくれるストーリー展開で常に楽しませてくれるABU監督なので、きっと「アイドル映画」の枠に止まらない作品になるのではないかと、コ○助が密かに期待している作品だったりするなりよ。ジャニーズ映画が上映されるのは東京グローブ座と、最近は相場が決まっているなりが、東京グローブ座はどうもジャニーズファンの女性だらけというイメージで、なかなか映画を観に行く気にならないのが難点(笑)。「ホールドアップダウン」は幸いにも、ワーナー・マイカル・シネマズの系列で上映されることが決定しているようなので、観に行くとしたらこっちに行くことになりそうなりか。

そして来夏公開予定とまだ先の話ながら、時代劇「花よりもなほ」への主演も決定しているなり。「花よりもなほ」は「誰も知らない」の是枝裕和監督が初めて挑む時代劇作品。これまでドキュメンタリーテイストの作品が多かった是枝監督にとって、新しいチャレンジとなる意欲作なりが、まだ映画の経験が浅い岡田准一の脇に宮沢りえ、原田芳雄、浅野忠信という豪華なキャストを揃え、ガッチリと脇を固めているなりね。これも公開が待ち遠しい作品なり。

そんな岡田准一なりが、スポーツ報知のインタビューで現在の状況について語っているなりよ。どのようなことを語っているのか少し見ておくと。

「芝居ができることが幸せ。いい現場にたくさん出合って、恵まれていると思います」
「昔は岡田准一を見てほしかった。でも今は作品が面白いと言われるほうがうれしい。一番の褒め言葉です」
「(海外からも注目される『花よりもなほ』で)海外進出はできればいいけど、自分の演技をうまいと思ったことはありません」

「アイドル」から「役者」へと、自らの力でポジションを替えて行くことができるかどうか。これからの岡田准一の活動に注目しておきたいところなり。

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