自分が小さい頃の写真が綺麗に残っていると、大人になって振り返ったときにちょっと嬉しい気分になるなりよね。コ○助は小さい頃から写真が大が三つくらい付くほど嫌いで、過去を写真というカタチで残さずに成長してきたため、残念ながらほとんど小さい頃の写真が残っていないなりよ。でも、今になってみれば、数えるほどしか残されていない子どもの頃の写真を見るたびに、「もっと撮っておけば良かったな」と思うこともしばしば。きっと親も必死にカメラを向けていたとは思うなりが、そのたびに異常なまでに嫌がるコ○助を見て、次第に写真を撮らなくなってしまったのだと思うなり。

なぜ自分がそんなに写真が嫌いなのか、あまりちゃんと考えたことが無かったなりが、ひとつ考えられるのはカメラマンと対峙する行為そのものが嫌いだった、ということがあるなり。別にカメラマンに何されるわけでも無いなりが、今なおスタジオで証明写真撮るのも苦手なくらい、昔からマンツーマンで向き合うのが嫌だったなりよ。あとは「はい行きますよ〜」のかけ声のあと、シャッターを切るまでレンズを見つめているその時間が大の苦手。やや病的な気もするなりが、レンズをずーっと見ていると、身体がプルプルとして来て気持ち悪いなりね（笑）。そんな要因が重なって、小さい頃から写真が嫌いになってしまったなりよ。

そんなコ○助が子どもの頃からあったら良かったのになぁ、と思うような施設が、セガが7月1日にオープンする「MCスタジオ」という無人の写真スタジオ。子どもの頃に出会っていたら、写真嫌いにならずに済んだかもしれない……と思えるほど、上手く作られた施設なりよ。どのような施設なのか、その概要と特徴を簡単にまとめておくと。

・7月1日に千葉県の娯楽施設「フェスティバルウォーク蘇我」に1号店をオープン。
・5つの撮影部屋を設置し、各部屋に3つの一眼レフデジカメを設置。
・自動連写で三方向から撮影するため、子どもがレンズを意識せず撮影できる。
・利用者は撮影後に画面で欲しい画像を選択、気に入らなければ撮影し直し。
・繁忙期を除いて基本的には利用時間制限なし。
・利用料金は1人あたり1,575円（別途プリント代）。
・歌のお姉さんの映像と一緒に踊る子どもの姿を撮影できる「ダンスモード」、ゲームをを楽しんでいる姿を撮影できる「ゲームモード」、乳幼児向けの「ベビーモード」など、子どもの笑顔を撮影するのにバッチリなモードを用意。

プリント代はカードサイズで630円、2Lサイズで1,260円、A1サイズで6,300円と決して安いわけでは無いなりが、成長の記録として、毎年1〜2回程度撮影する分には十分アリな価格なのではないかと。きっと、良い表情の子どもの頃の写真が残っていたら、大人になって振り返ったときに、ちょっと暖かい気分になるはず。コ○助にはそんな写真が無いだけに、こういった施設が生まれてきた今の子どもたちが羨ましいなりよ。ほんと、子どもの頃に出会っていたら写真嫌いにならなかったかも。

今後、1号店の様子を見ながら多店舗化も計画しているようなので、セガの今後の展開に注目しておきたいところなり。子どもを持つお父さん、お母さん方もチェックして下さいませ。