じめじめの梅雨、効果的な部屋干しの「におい」対策は。

2005/06/17 14:41 Written by コ○助

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毎年この季節になると、必ず話題として取り上げているような気がする、部屋干しによっの「におい」の話。だって、ひとり暮らしの人にとってみれば、誰もが避けては通れない身近な話題なりからね。コ○助もかつては、冬でもじめじめしている部屋に住んでいたので、梅雨時にじめじめが倍増して困っていたなりが、今ではすっかりカラッとした部屋に引っ越しているので、実はそれほど部屋干しの「におい」の悩みは無くなっているなりよ。密かに浴室乾燥機という飛び道具も手に入れているし(笑)。

でも、前の部屋に住んでいた時には、いろいろと「部屋干し対策」を謳った洗剤を試してみたもの。例えば2002年頃にNarinari.comの読者の皆さんに呼びかけて「これが一番においが抑えられる」という洗剤の情報を集めたことがあったなりよ。ダントツで人気だったのがP&Gの「アリエールピュアクリーン」。コ○助も実際に購入して試してみたところ、ビックリするくらい「におい」が抑えられたので、以降何年かに渡って愛用し続けていたなりね。まああれから3年も経過しているので、きっともっと良い洗剤も出てきているとは思うなりが、洗剤ひとつでずいぶん変わってくるのを身に染みて感じたものなりよ。

しかし、雨が続く季節なので部屋干しをするのは仕方がないなりが、そもそもこの「におい」は何なのか。なぜ、あんなにも嫌な「におい」を発するのかについて、大阪市立環境科学研究所の浜田信夫・研究主任(農学博士)が解説をした記事が産経新聞に出ているなり。その理由を簡単に箇条書きにしてみると。

・「におい」のもとは主に衣類に付着した細菌。
・洗濯して衣類に残ったあかなどを細菌が分解する際に悪臭を放つ。
・大阪ガスの実験では、室内(湿度80%、温度30度)で洗濯物を18時間干したところ、洗濯直後の干す前に比べ、細菌の数は1,560倍にまで増加。
・細菌の数が増えれば増えるほど、「におい」を発するので、細菌の数を減らすのがポイント。

外干しの場合には細菌を抑えられるので「におい」が発生しにくいなりが、部屋干しの場合には、いつまでも細菌が活動をしてしまうので、衣類に残ったあかなどを分解して「におい」を放ってしまう、というわけなりね。それにしても、大阪ガスの実験で18時間後に1,560倍とあるなりが、コ○助が前に住んでいた部屋は、2日経っても部屋干しでは乾かなかったなりよ。いったい細菌は何倍になっていたのやら……。今考えるとゾッとするなり(笑)。

では、こうした「におい」の発生原因を踏まえて、どうしたら「におい」を抑えることができるのか、その具体的な方策も紹介されているので、簡単に見ておくと。

・室内の風通しをよくして、十分に乾燥させることが除菌に効果的。
・日光に当てるよりも、風通しを良くして水分を飛ばすことのほうが重要。
・エアコンや乾燥機などで強制的に除湿するのも効果的。

そうそう、コ○助も前の部屋の時には暑くも無いのに、よくエアコンの除湿を入れて寒い思いをしていたなり(笑)。しかし、なんて酷い部屋に住んでいたなりかね……。今の部屋が天国のようなりよ。携帯電話の電波が入らないことを除けば(※これ結構重要)。

嫌だ嫌だと思っていても、来てしまうものは仕方なし。梅雨の時期の洗濯は気分が乗らないものなりが、対策を勉強して、上手く乗りきって行きましょうなり!

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