ウイルスメール使われる名前、ブリトニー・スピアーズが1位に。

2005/06/16 06:04 Written by コジマ

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米Googleの検索用語年間ランキングで2003、2004年と2年連続でトップとなったブリトニー・スピアーズ。今度はスパムメールの世界でも1位に輝いたそうなのだ。

パソコンのウイルス駆除ソフトなどを手掛けるパンダ・ソフトウェア(Panda Software)(本社スペイン・ビルバオ)は、同社に蓄積されている7年間のデータから、ウイルスメールに使われる有名人の名前ランキング(Ranking of the famous people most often used to spread viruses on the Internet)を発表。ブリトニー・スピアーズが1位になったのだ。

ランキングは、

 1位 ブリトニー・スピアーズ(歌手)
 2位 ビル・ゲイツ(マイクロソフト社CEO)
 3位 ジェニファー・ロペス(女優/歌手)
 4位 シャキーラ(歌手)
 5位 オサマ・ビン・ラディン(活動家)
 6位 マイケル・ジャクソン(歌手)
 7位 ビル・クリントン(米前大統領)
 8位 アンナ・クルニコワ(元テニス・プレーヤー)
 9位 パリス・ヒルトン(超セレブ)
10位 パメラ・アンダーソン(セクシー女優)

となっており、この分野の主役であり、世界一の資産家のビル・ゲイツといえども、世界的なポップ・アイコンにはかなわなかったのだ。

ジェニファー・ロペスやコロンビア出身の歌手・シャキーラらヒスパニックが上位にいるのは、調査したパンダ・ソフトウェアがスペインの企業だからじゃないかなあ。10位にセクシー女優のパメラ・アンダーソン(モトリークルーのドラマー、トミー・リーの元奥さん)がランクインしているのは、スパムメールに「エッチな画像があるよ」などの誘い文句が記されていることを物語っているのだ。10位以内には入っていないけれど、アルベルト・フジモリ元ペルー大統領も頻繁に出てくるのだとか。

それにしても、「過去7年間のデータから調べた」というだけあって、出ている名前が全体的にちょっと古い気が……。

昨日無罪になったマイケル・ジャクソンも6位に入っているのだけど、パンダ・ソフトウェアは、先日「マイケル・ジャクソンが自殺未遂」という内容でユーザーを悪質サイトに誘導するスパムメールが出回ったことから、この調査に乗り出したのだとか。

最近、差出人が女の人の名前で「ひさしぶり!」などのタイトルが付いたスパムメールが来ることがあるのだけれど、これは思わず開いちゃう。ずるいのだ。

今秋に出産を控えているブリトニー・スピアーズは、夫でダンサーのケビン・フェダーラインとの新婚生活に密着したリアリティー番組「Britney and Kevin: Chaotic」が米国で5月にスタートするなど、結婚・妊娠しても相変わらずの人気っぷり。「ブリトニーの情報」と書かれたものだけでなく、“ブリトニー”からメールが来ても誘惑に負けて開かないよう気を付けるのだ。

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