ストーカーに狙われる宮里藍、フェアウエーは厳戒態勢に。

2005/06/13 16:17 Written by コ○助

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常に衆人の目に晒されるスポーツ選手や芸能人なら誰もが経験しているであろうストーカーの問題なりが、今、女子ゴルフ界の星、宮里藍がその危険にさらされ、ただならぬ事態に陥っているなりよ。悪質なストーカーから事細かに襲撃の計画が書かれた「脅迫状」が送られ、試合に出場する際には厳戒態勢が敷かれているというなりね。

現在発売中の週刊ポストは、宮里藍の父親、宮里優氏に直撃してこのストーカー問題の経緯について取材しているなり。どのような事態になっているのか、少し記事の内容を見ておくと。

「手紙が来るようになったのは1年ほど前からですが、最初はファンレターのようなものだったんです。それがエスカレートした……」
「(脅迫状のことは宮里藍に)もちろん、最初から知らせてます。知らせておかないと、とっさの時に身を守れないですから。コースで常にサングラスを着けさせているのも、実はそのためなんです」
「(今まで公表しなかったのは)公表することで、その人物が(脅迫行為を)止めるかもしれません。しかし、私たちには『便乗犯』が出ることが怖かったんです」

そういえば、最近の宮里藍はいつもサングラス姿だなぁ、と漠然と思っていたなりが、ファッションというわけではなく、こういう事情があってのことだったなりね。脅迫状に書かれた襲撃方法の詳細については明らかにされていないなりが、脅迫によって不自由な環境に置かれているのかと思うと気の毒なりよねぇ。

こうした状況を受けて、最近のトーナメントでは大幅に警備を強化。宮里藍の周辺には私服警官が張り付き、トイレに行く際にも付き添うほどの厳戒ぶりだというなり。夕刊フジの記事によると「先週の『リゾートトラスト』では福島県警、先々週の『中京テレビ』では愛知県警と、この数試合、宮里のラウンドには必ず私服警官が目を光らせていた」というなりよ。

また、宮里藍はこれまで気さくにギャラリーのサインに応じていたなりが、その機会が徐々に減ってきているのだとか。1人のストーカーの所業によって多くのファンとの接点が失われてしまうのは残念な話。まあ12日まで行われた「サントリーレディス」ではファン300人に対して一所懸命サインに応じていたようなので「全くしない」方針に切り替えたというわけでは無さそうなりが、こんな状況下でも必死にファンサービスに努めようとする宮里藍は素晴らしい選手なりね。

空前のブームを迎えつつある女子ゴルフ。人気に火を付けた立役者でもある宮里藍の身に突然降りかかった災難なりが、一日も早くプレーに集中できる環境を整えてあげて欲しいものなり。いずれこの問題が解決して、再びファンとの距離感が近くなる日が来ると良いなりね。

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