ビクターがメモリオーディオプレーヤーに参入、2機種発表。

2005/06/08 17:49 Written by コ○助

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「iPod」の成功以降、世の中の携帯オーディオプレーヤーはHDD搭載型が主流になっていたなりが、最近はメモリ容量の拡大によって、再びメモリオーディオプレーヤーが脚光を浴びているなりよね。どちらが良い、ということではなく、利用するシーンによってメリット/デメリットがあるので、どちらのタイプの製品も活気付くと良い感じなりが、メモリオーディオプレーヤーにビクターが参入することが発表されたなり。

ライバル各社がメモリオーディオプレーヤーを何世代にも渡って投入しているのを考えると、ビクターはちょっとタイミングが遅い気もするなりが、音響メーカーならではの工夫が見られる、なかなか魅力的な製品なりよ。発表されたのは、次の2機種なり。

[XA-MP101(1GB)/XA-MP51(512MB)]
・ミニコンポなどから直接録音できる「ダイレクトレコーディング」機能。
・FMチューナー&「ボイスレコーディング」機能。
・「18bit Σ? D/Aコンバーター」と高磁力ネオジウムマグネット搭載ヘッドホンによる高音質再生。
・WMA/MP3ファイルの再生に対応。
・USBマスストレージクラスに対応。
・電源は単4形アルカリ乾電池×1。
・幅50 mm×高さ50 mm×奥行15mmのスクエアデザイン。
・27言語の表示に対応(日本語、英語、フランス語、スペイン語、中国語など)。
・本体色は1GBモデルがメタリックシルバー、メタリックブルーの2色、512MBモデルがメタリックシルバー、メタリックブラック、メタリックレッド、パールホワイト の4色。
・価格は1GBモデルが27,000円前後、512MBモデルが20,000円前後。

[XA-AL55(256MB)]
・小型・軽量のアームレスヘッドホンにメモリープレーヤーを内蔵。
・大口径30mmネオジウムユニットと「18bit Σ? D/Aコンバーター」による高音質再生。
・本体色はブラック、ホワイト、シルバー、メタリックレッドの4色。
・価格は18,000円前後。

小型スクエアデザインのタイプと、耳かけのヘッドホンタイプの2種類なりが、容量や製品の特徴から、スクエアタイプのほうが売れそうではあるなりか。単純にメモリ容量と価格のバランスで考えると、ほかのメーカーに比べると若干高いなりが、ミニコンポから直接録音できたり、パソコン側で管理ソフトを使う必要がない手軽さがあるなど、良さそうな点も多いなりよ。音質にもこだわりを見せているので、決して悪くは無さそう。

メモリオーディオプレーヤーは、量販店などに行くとズラズラっと並んでいる百花繚乱状態。その中で新参のビクターがシェアをいきなり獲得するのは難しいかもしれないなりが、市場活性のためにも頑張って魅力的な製品を投入していって欲しいなりね。

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