ソニー初の12倍ズームデジカメ「DSC-H1」レビュー。

2005/06/07 14:47 Written by コ○助

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松下電器産業の独壇場だった領域に、ソニーが殴り込みをかけるべく投入するのが12倍ズーム機「Cyber-shot DSC-H1」。1/2.5型の510万画素CCD、2.5インチの液晶モニタ搭載と、ソニーファン待望のスペックで登場する「DSC-H1」なりが、6月17日の発売を目前に控えてデジタルARENAとインプレスに、それぞれレビュー記事が出ているなりよ。長らく「Cyber-shot」の高倍率ズーム機を欲していた人も多いと思うので、どのような製品なのかレビュー記事を簡単に見ておくことにするなりね。

デジタルARENA
「全体のデザインや操作性に関しては、ライバルをよく研究して設計されていると感じた」
「このモデルを手にして最初に気が付くのは、液晶画面の大きさだ」
「本機はマニュアル撮影機能が充実している。大型のモードダイヤルは14ものポジションを持ち、夜景などのシーンモードもここからダイレクトに選択できる」
「ボディー背面のレイアウトは、親指のグリップ場所もしっかりと確保され、十字キーも5点独立式でとても操作しやすい」
「何でもこなせる1台がこの価格はお買い得。もちろん、ライバルメーカーも同様の傾向で、本機が飛び抜けて安いとはいえない」

デジカメWatch(インプレス)
「操作系のボタン類は比較的多めだが、配置された位置等は理にかなっており使いやすい」
「ソニーのお家芸とも言えるジョグダイヤルの操作性も良好で、AE撮影時の露出補正や絞りの設定などが指先だけでスピーディに行なえる」
「満足できる画質とレスポンスのよさで全体のバランスと基本性能はかなり高く、使い勝手のいい高倍率機を探している人にはお勧めできる一台だ」
「その反面で『これぞソニー』と叫びたくなるような強烈な個性はない」

双方のレビュー記事を読み比べても、結論はほぼ同じで「オススメ」。主流のコンパクトデジカメに比べると明らかにデカいなりが、それが気にならないのであれば、マニュアル撮影機能も豊富、操作性も良好、大きい液晶も素晴らしく、画質も満足できるレベル、価格も安いと、欠点らしい欠点が見当たらない製品のようなりね。コ○助は現在松下電器産業製の「FZ-3」という12倍ズーム機を使用しているなりが、次に12倍ズーム機を購入する時は「DSC-H1」も良いかもしれないなりね……。久しぶりに物欲がウズウズ。

簡単に基本的なスペックもまとめておくなりね。

・光学ズーム:12倍(沈胴式)
・プレシジョンデジタルズーム:約24倍
・F値:F2.8-3.7
・CCDサイズ:1/2.5型
・総画素数:530万画素(有効画素数:510万画素)
・液晶モニタ:2.5インチTFT液晶
・記録メディア:メモリースティック、メモリースティック PRO、メモリースティック デュオ、メモリースティック PRO デュオ
・電源起動時間:約2.1秒
・重量:約438g
・価格:52,800円(Amazon.co.jpなら5,000分ギフト券還元付き

当初、6万円台になると見られていた価格も、量販店なども含めて概ね5万円台に落ち着く様子。しかし、ヨドバシドットコムでは59,800円で販売されていることを考えると、Amazon.co.jpの52,800円という価格は相当安いなりね……。還元されるギフト券を合わせれば、実質4万円台で購入できてしまうなりか。差額分でメモリースティックまで買えてしまうなり。

これから夏の行楽シーズンを迎えるにあたり、高機能かつコストパフォーマンスに優れたデジカメの購入を検討していた人は、ぜひ「DSC-H1」を選択肢に加えてみて下さいませ。

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