カスタムジャケット対応機としては3機種目となるパナソニック モバイルコミュニケーションズ製の「P901iS」。従来の単なる着せ替えにとどまらず、新たに「ヒカリ×カスタムジャケット」のコンセプトを採用。カスタムジャケットのデザインとリンクしたLEDを端末背面の「ドットエリア」に表示できるようにするなど、ユーザーの楽しみをより広げる工夫が施された端末なりね。

そんな新たな魅力創出にチャレンジしている「P901iS」の開発を担当したパナソニック モバイルコミュニケーションズの商品企画グループ主事、周防利克氏に対するインタビュー記事がケータイWatchに出ているなりよ。NTTドコモの中でも常に人気上位のパナソニック モバイルコミュニケーションズの端末なので気になっている人も多いはず。どのようなこだわりを詰め込んだ端末なのかも語られているので、少し見ておくことにするなりね。

「（P901iSの）大きなポイントとしては、『ヒカリ×カスタムジャケット』『SD-Audioによる音楽再生機能』『iモード FeliCa対応によるセキュリティ機能』の3つになります」
「今回の『P901iS』は、感性に比重を置いたユーザーをメインターゲットとし、スペック値の向上よりも感性に響く機能の搭載を検討しました。ですから、開発時にの合言葉は『エモーション』だったんです」
「装着時にドットエリアを光らせてみると、カスタムジャケット越しに光が透ける様子など独特の雰囲気を楽しんでもらえるでしょう。これはカスタムジャケットの進化の1つですね 」

ほかにも音楽再生機能やセキュリティ機能についても触れられているなりが、詳しくはケータイWatchの記事を読んでもらうとして、とりあえず目玉の「ヒカリ×カスタムジャケット」の部分を。「P901iS」が採用したLEDによってデザインを表現する「ドットエリア」のような考え方は、技術としては目新しくは無いなりが、方向性としては新しいなりよね。派手な携帯電話にするべく、これまで自作でLEDを埋め込んでいた携帯マニアもいるなりが、そうした苦労をすることなくLEDを楽しむことができるのは嬉しいところなり。確かに、カスタムジャケット越しに透けるLEDの光は美しいなりねぇ。

「901iS」シリーズの中でも人気を集めそうな「P901iS」。発売日も6月10日に決定したようなので、まずは店頭で実機を触りながらLEDの美しさを確認してみて下さいなり。


☆「P901iS」の特徴とスペックは
・2.2インチ、約6万5000色表示可能なTFT液晶。
・202万画素のνMaicoviconカメラ。
・外部メモリはminiSD。
・重量115グラムは「901iS」シリーズ最軽量。
・背面の「ドットエリア」にカスタムジャケットのデザインとリンクしたLEDを表示。
・音楽再生向けに低音域を強調する「S-XBSモード」や周囲への音漏れを抑える「トレインモード」を用意。
・「ファイナルファンタジーII」をプリセット。
・カスタムジャケットに対応（別売りで11種類用意）。
・本体色はシルバー＋GEKKA、ブラック＋スモーク、レッド＋ディンプルの3色。

☆「901iS」シリーズ共通の特徴
・「おサイフケータイ」に標準対応（全機種）。
・「音楽再生機能」を搭載（全機種）
・「遠隔ロック」機能と「ICカードロック」機能を搭載（全機種）。
・PDFファイルの閲覧ができる「PDF対応ビューア」を搭載（全機種）。
・より広範なエリアで通話可能な「FOMAプラスエリア」に対応（全機種）。
・「自動時刻補正機能」を搭載（D901iS、F901iS、P901iS）。
・「メニューアイコン一括設定機能」を搭載（N901iS、P901iS、SH901iS）。