伸びるモバイルコマース、どんな人が買っているのか?

2005/06/03 17:36 Written by コ○助

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ここ数年、「市場が大幅に拡大」という話をよく耳にするモバイルコマースの分野。それは携帯電話向けのサイトから物販などのサービスを利用するユーザーが増えていることを意味しているなりが、「実際のところどんな人が利用しているのか」という素朴な疑問について、最近特に伸びているという物販系の複数の事業者に取材した記事がITmediaに出ているなり。コ○助も含めて、周囲には「着うた」などのコンテンツや有料サイトにお金を払う人は多いなりが、それ以外のサービスにお金を投下している人がほとんどいないため、コ○助もモバイルコマースの実態はちょっと気になっていたなりよ。

物販系の大手サイトである「ガールズウォーカードットコム」では、サイトのターゲットが女性ということもあると思うなりが、だいたい物販を利用するユーザーは「F1層(20〜34歳の女性)より若干下の年齢層」。神戸系カジュアルブランドを販売する「オシャレライフ」では、「18歳から23歳くらいの若い女性。その中でも特に、流行に敏感な子」がメインユーザーだというなり。また、物販系大手のネットプライスでは「ユーザーの男女比を見ると、携帯版では3:7ですが、PCでは55:45くらい」と、携帯電話ではやはり圧倒的に女性ユーザーが多い様子。Amazon.co.jpも携帯電話では「子育て中の母親ならではのものが売れる」と、こちらも女性に特徴があるとコメントしているなりね。

これらのサイトにすべて共通しているのは「女性」というキーワード。パソコン向けの物販市場は男性ユーザーがけん引してきた部分があるなりが、実社会で消費の動向を左右するのが女性であるように、携帯電話では圧倒的に女性が強いと、どの事業者も感じているようなりね。

こうした携帯電話向けの物販が伸びている背景にあるのは、各キャリアが相次ぎ導入したパケット定額制。「あぁ、このページは画像が多くてウザイ」とか「あぁ、広告のリンク踏んじゃった」という「ガッカリ感」や「損失感」がパケット定額制によって緩和されることで、携帯電話で自由にいろいろなサイトを閲覧しようというユーザーが増えたのは確かなりよね。能動的にあちこちのサイトを閲覧するユーザーが増えれば、「買い物をしてみよう」というユーザーが増えるのも当然の流れ。今後パケット定額制のユーザーが増えれば増えるほど、モバイルコマースの市場も拡大すると期待されているわけなり。

Narinari.comにも女性の読者の方は多いと思うなりが、モバイルコマース、実践してるなりか? 試しに携帯電話向けの物販系アフィリエイトでも入れてみるなりかねぇ。ちょっと検討なり。

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