今年の梅雨入り、梅雨明けは平年並か「早め」。

2005/05/30 11:11 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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5月もあっという間に終りを告げ、気が付けばもうすぐ梅雨の季節がやってきます。ジメジメと鬱陶しい季節だけど、作物の成長には欠かせない雨期。一体今年はどんな季節になるのでしょうか。

世界最大の民間気象情報会社「ウェザーニュース」は、毎年この時期になるとその年の梅雨の傾向を発表しています。それによると今年は全国的に梅雨入り、梅雨明けが平年並みか「早め」だそう。降水量にいたっては西日本、北陸で平年より「多め」、東北や東日本、太平洋側では「平年並み」だとか。

例えば関東甲信地方では、平年の梅雨入りが6月6日ごろ。これが今年の予想では6月2〜7日となっています。梅雨明けは7月20日(平年)ごろか、それよりちょっと早めと予測されています。

この「ウェザーニュース」は本社を日本に置き、世界35都市(14ヶ国)に営業拠点を持つ世界最大の気象情報会社です。700人以上のスタッフと400人余りの気象専門家を雇用しており、1年365日、24時間体制で一時も休むことなく世界中の気象データを収集、分析、提供し続けています。サービスは一般向けの携帯コンテンツから、航空会社、運送・流通会社、自治体などへのピンポイント予報など、幅広く扱っているんだそう。

ちなみに昨年2004年に同社が発表した梅雨予想では「梅雨入りは全体的に平年より早め、降水量は全体的に少なめ、梅雨明けは東北が平年並みか早めになる以外は、全体的に早め」というもの。そして気象庁が発表した実際のデータは「全体的に早い梅雨入りと梅雨明け。降水量は少なく、日照時間が特に後半多くなった」だったそうです。

皆さんも早めに今年の梅雨動向をチェックして、これから1ヶ月ほどのレジャー計画などを立ててはいかがでしょうか。

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