3年ぶりに復活した東芝のミニノート「libretto U100」レビュー。

2005/05/16 15:22 Written by コ○助

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4月20日に発表されて以来、多くのモバイルユーザーから熱い視線を注がれている東芝のミニノートパソコン「libretto U100」。「PDAより高機能で、サブノートよりも小さいWindows XPの動くパソコンが欲しい」という、わがままなモバイルユーザーの欲求を満たしてくれる可能性を秘めた「libretto U100」に興味のある人は多いかもしれないなりね。現在、すでに店頭に並んでいるので実際に実機を触ってみたという人もいるかと思うなりが、インプレスに詳細なレビュー記事が出ていたなりよ。

「横幅が初代『Libretto 20』(PA1225JT)と同じサイズで、まさにその面影を感じさせる製品だ」
「熱設計的にはやや厳しくなっているようで、本体の左側面にファンが内蔵されており、本体がフルパワーで動くと回り始め、それなりの騒音を発生させている」
「キーピッチは筆者の実測値で13.5〜14mm程度で、初代Librettoの13mmに匹敵する狭さになっている」
「バッテリ駆動時間だが、メーカー公称のJEITA測定法1.0によれば、5.4時間の駆動が可能であるという。実際、筆者も無線LANを利用せずに使ってみたが、5時間を超えて入力などが可能であったことを確認した」

これまでも何度か「libretto U100」の話題を取り上げるたびに、コ○助は「キービッチが狭いのが難点」という話をしてきたなりが、初代Librettoに近いキービッチとなると、やはりかなり狭いという印象なりね。もちろん、キーボードは無いよりもあった方が便利なのは確かなので、いかにキービッチが狭かろうとフルキーボードが搭載されていることは評価されるべき点なりが、窮屈な感じでキーボードを打たねばならないことは覚悟しておく必要がありそうなりよ。

あくまでも小型・軽量を追求したがゆえの結果なのでこの点は納得するしか無いなりが、このキービッチだと出先で長文のメールや文章を書くような用途には向かないかもしれないなりね。B5サイズのサブノートだと少し大きいし、「libretto U100」だとキーピッチが狭すぎて使いづらい。結局それらの答えから導き出されるのは、18mmのキーピッチを確保し、10インチの液晶を搭載した「Libretto Lシリーズ」の復活、と考えるのはコ○助が「Libretto Lシリーズ」愛用者だからにほかならないなりが(笑)。でもほんと、「Libretto Lシリーズ」は名機なりよ。コ○助は愛しすぎて無駄に2台所有しているほどなり。

とはいえ、とにかく小型のWindows XP搭載ミニノートが欲しいというニーズもあるのは確か。決して大ヒットするような製品ではないかもしれないなりが、「libretto U100」だけでlibrettoシリーズの販売を再び停止せずに、どうか今後もシリーズのラインアップが拡充されていきますように……。

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