マイクロソフト、Xbox次世代機「Xbox360」を正式発表。

2005/05/13 12:37 Written by コ○助

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かねてから告知されていた通り、ソニーや任天堂に先駆け、MTVの特別番組でマイクロソフトの次世代機「Xbox360」が正式発表されたなり。この番組は先日収録されたもので、任天堂とCM契約を結んでいる宇多田ヒカルが出席したことでも話題となっていた番組なりね。ロックバンドなどが登場してパフォーマンスを繰り広げるなど、なかなか派手な番組だったなりよ。

発表された「Xbox360」の筐体デザインはネットに流出していたものと同様、白を基調とした従来のXboxとは対照的なもの。Xboxは本体が大きすぎたことが日本市場で失敗した要因のひとつだったことから、「Xbox360」は比較的コンパクトにまとめられているなりね。ただ、個人的な感想としては省スペースパソコンのようなデザインなので、決して面白味や驚きのあるデザインではないかな、と。一応、マイクロソフトも日本市場を重視して、筐体デザインを日本のハーズ実験デザイン研究所に委託したようなりが、決して日本的なデザインというわけでも無いような印象を受けるなり。

それでは簡単に「Xbox360」のスペックや特徴をまとめておくと。

・着脱式の20GB HDDを搭載。
・12倍速のDVD-ROMドライブを搭載。
・メモリは512MB(現行の8倍)
・CPUはIBMと共同開発したPowerPCベースの3.2GHz(現行の80倍の演算速度)
・イーサネットポートを搭載し、LANに対応。
・IEEE802.11a/b/g方式の無線LANに対応(別途ユニットが必要)。
・ワイヤレスコントローラーを採用。
・オンラインの同時対戦人数が現行の4倍となる16人まで可能に。
・日本語での発音は「えっくすぼっくすさんろくまる」(特番で発音しているのを確認)
・USB 2.0経由でWindowsXPパソコンとの接続が可能。
・発売時期は今冬、価格は未定。

とにかく性能はXboxよりも飛躍的にアップしているので、当然のことながらグラフィック面では素晴らしい進化を遂げているなりね。通信周りもしっかりと整備されているので、これまで以上にオンラインゲームを楽しめる環境が整っているし、本体の性能としては申し分なし。まだソニーや任天堂が次世代機を発表していないので、これだけの要素で売れるかどうかを判断するのは難しいなりが、「Xbox360」自身が魅力的な製品であることは間違いなさそうなりね。

ゲーム機は早くも次世代のステージへ。現行のプレステ2、ゲームキューブ、Xboxでも十分満足しているという人も多いだけに、ひょっとしたら「勝者なき戦い」の火ぶたが切って落とされたのかもしれない次世代ゲーム機の戦い。果たして勝ち残るのはどこなのか、ソニーと任天堂の動向ともども、注目しておきたいところなり。

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