プロデューサーが語る「信長の野望」シリーズ最新作の魅力。

2005/05/11 07:30 Written by コ○助

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気が付けばもう20年も「信長の野望」シリーズにのめり込んでいるコ○助に、ある友人はこんなことを言ったなり。「内政で国を充実させ、合戦で他国に侵攻して領土を拡大していく。それが面白そうなのは分かるけど、ただその繰り返しを、なぜ20年も飽きずに続けられるのか」。さぁ、なぜなりかね(笑)。

20年の歳月をかけて、新作を重ねるごとにグラフィックもシステム面も大幅に進化している「信長の野望」シリーズなりが、確かに根っこの部分はそう変化があるわけではないなりよ。それでも飽きずに、むしろ新作が出るのを楽しみにできるのは、単にゲームという枠を越えて、「あの国を獲るとこっちの国から攻められる」「この作戦にはこの武将を使いたい」といった、頭をフル回転させて次の一手を想像する作業自体が楽しいのかもしれないなりね。

そんな「信長の野望」シリーズの最新作が6月に発売予定の「信長の野望 革新」。シリーズ11作目となる「革新」は、そのタイトル通り革新的な内容になるようで、従来シリーズの概念を打ち破ると豪語しているなりね。新しいチャレンジをすること自体は良いと思うなりが、それが旧来のファンにとって良いことなのかどうかは別の話。実際、どう変わるのかはコ○助もずっと気になっているなりが、「革新」のプロデュースを担当する阿野越雄氏がインプレスのインタビューに答えているなりよ。超ロングインタビューで、「革新」の姿が見えてくる内容なので、少しチェックしておくことにするなり。

「全国を1枚のマップで再現し、そこですべての戦略を行なうというのがスタート地点です。ここに箱庭要素を入れて、さらに今作ならではの要素として、内政や合戦、外交などがリアルタイムに展開していきます」
「ゲームは月の切り替わりなどもなく、操作をしている間中時間は流れていきます。ただ、じっくり考えられないということはなく、コマンドを選択する時はゲームの進行が止まります」
「(登場する武将は)最大で1,000人以上になります。武将のイラストも1人1人違うものを用意しており、有名な武将はいちから描き起こしています」
「国が大きくなってくると、やることが多くなって、私は少し疲れちゃうタイプなんです。いかに疲れず最後まで楽しくプレイできるか、という部分を今作では監督してみました」

「信長の野望」シリーズに限らず最近のゲームはとにかく膨大なプレイ時間がかかるために、やる前に腰が引けてしまうという人が多いなりが、「信長の野望 革新」はそういったユーザーにも配慮。内政も合戦もリアルタイム進行を採用したことで、「早い人が集中してプレイすれば2、3日で1つのシナリオをクリアできる」というなりよ。コ○助はじっくりとやり込むタイプなので進行スピードはあまり重要な要素ではないなりが、敷居を下げる工夫がなされているのは良さそうなりね。

これまで「信長の野望」シリーズをやり込んで来た人も、そうでない人も、コーエーが放つ意欲作の「信長の野望 革新」にぜひご注目下さいませ。

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