ヤマハが5月に発売予定の電動スクーター「Electric Commuter EC-02」をご存知なりか？　アルミダイキャストフレームを採用した約47kgの軽量ボディと、折りたたむことができるハンドルとフットレストを搭載。家庭用コンセントで簡単に充電できるバッテリー駆動の電動スクーターなので環境にも優しいと、一部で話題となっている製品なりよ。

コ○助も発表されてからずっと気になっている製品なので、簡単にスペックや特徴などをまとめておくなりね。

・本体色はシルバーとマットブラック
・車両重量は約47kg（バッテリー未装着時約41kg）
・1充電走行距離は最大約43km。平均約25〜30km
・充電時間は80％まで約5時間、100％まで約6時間（満充電あたり16円）
・運転には原動機付自転車運転免許が必要
・価格は209,790円（税込み）
・電動自動車等導入補助事業による助成金制度により最大50,000円を助成

電動自動車等導入補助事業とは、電気自動車とハイブリッド車の購入者を対象に行政機関が補助金を交付する制度のことで、受付期間は2005年4月1日から2006年2月28日まで。申請後、約半年〜1年で支払われるものなりよ。ちなみに分割払いにはこの補助金制度は適用されないため、車体購入時には209,790円キッチリ揃えておく必要があるなりね。また、補助金を受けた車両は耐用年数期間の保有が義務付けられるようなので、この点にも注意が必要なり。

とはいえ、基本的には普通に使う分には、書類さえ揃えて提出すれば最大50,000円は補助金が受けられるわけで、実質159,790円で電動スクーターを手に入れることができるなりね。単純に馬力や速度を比較すると、この価格なら普通のスクーターを購入したほうが利便性が高いという考え方もあるなりが、充電方法も簡単だし、のちのちガス代を気にしなくて良く、コンパクトなので室内に置くことも可能ということを考えれば、十分「EC-02」を購入するメリットもあるのではないかと。

同じような電動スクーターにはタカラの折りたたみ式「POPED tu」もあったなりが、こちらは残念ながら生産中止に。電動自転車よりもスピードが出て馬力がある電動スクーターは、あまりほかの選択肢がないだけに「EC-02」が気になる人はぜひチェックしてみて下さいなり。