2005年プロ野球リストラ戦士、77人の「転職先」。

2005/04/21 09:26 Written by コ○助

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現役生活を全うし、完全燃焼した上でプロ野球生活を引退する選手がいる一方で、毎年シーズンオフにはたくさんの選手がひっそりと球界を去っていくなりよね。昨オフは阪神の八木裕内野手や伊良部秀輝投手、中日の川崎憲次郎投手、西武の潮崎哲也投手といった名選手の引退は大きく報じられていたなりが、その陰で引退していった選手も多数。そんな「転職」を余儀なくされた77選手の、引退から半年近くが経過した現在の近況を伝える記事が現在発売中の「FLASH」に掲載されていたなり。

プロ野球で実績を上げることができずに引退していった選手の近況を見ていく前に、まずは著名な選手の現在の仕事をまとめておくと。

[著名選手の現在]
・八木裕内野手(元阪神)→野球評論家
・伊良部秀輝投手(元阪神)→実業家?
・川崎憲次郎投手(元中日)→野球評論家
・波留敏夫外野手(元ロッテ)→野球評論家、熊球クラブ(クラブチーム)
・潮崎哲也投手(元西武)→西武球団編成部調査担当
・小川博文内野手(元横浜)→オリックス2軍育成担当
・赤堀元之投手(元近鉄)→オリックスコーチ
・加藤伸一投手(元近鉄)→野球評論家

伊良部投手の現在の正確な状況は伝わって来ていないなりが、クラブチームで野球を続ける波留選手以外はプロ野球に関係する仕事に再就職することができているなりね。実績のある選手たちだけに、ここら辺はすんなりといった感じなりか。

「プロ野球ではなくても、野球を続けたい」。そういう選手は毎年多くいるなりが、現実的には受け皿が少ないため、なかなかその希望が通るケースは少ないなりよね。でも、昨オフにプロ野球を引退した選手の中で、何らかのカタチで野球を続けている選手は次のとおりなり。

[プロ野球以外の舞台で野球を続けている選手]
・武藤潤一郎投手(元西武)→兄弟(台湾)
・渡辺孝男捕手(元日本ハム)→沖縄電力(社会人チーム)
・富樫和大投手(元日本ハム)→バイタルネット(社会人チーム)
・栗山聡投手(元オリックス)→松下電器(社会人チーム)
・副島孔太外野手(元オリックス)→ゴールデンゴールズ(クラブチーム)
・湊川誠隆内野手(元中日)→レッジオ(イタリア)
・植大輔投手(元中日)→JR西日本(社会人チーム)
・佐藤秀樹投手(元ヤクルト)→誠泰ドラゴンズ(台湾)
・成本年秀投手(元ヤクルト)→統一ライオンズ(台湾)
・梶原康司内野手(元阪神)→松下電器(社会人チーム)
・細見和史投手(元阪神)→統一ライオンズ(台湾)
・横松寿一投手(元広島)→米球界挑戦
・七野智秀内野手(元横浜)→JFE東日本(社会人ちーむ)

過去にも台湾球界などから日本のプロ野球に復帰したケースはあるだけに、どこかで野球を続けることによって、再びプロ野球に返り咲く可能性はあるなりよね。個人的には慶応大学から中日に入団も、たった2年で解雇されてしまった湊川選手のリベンジに期待したいところ。湊川選手は50メートルを5秒8で駆け抜けるという俊足の持ち主で、一時は「井端二世を目指す」と意気込んでいた選手。球界一の韋駄天の阪神の赤星憲広外野手が50メートル5秒7前後なので、技術を磨けばまだまだ伸びる要素は十分なりよ。イタリアのセリエAのレベルは決して高くは無いなりが、まだ24歳と若いなりからね。プロ野球への復帰を目指して頑張って欲しいものなり。

このほかにも「FLASH」の記事では会社員に転身した選手、いまだ進路が決まらない選手など、77人について追跡調査をしているので、野球好きの人は必見なり!

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