「ちょっとタイム」ができるHDDレコーダ内蔵液晶テレビ登場。

2005/04/18 17:08 Written by コ○助

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テレビを見ているときに電話が鳴ったり、客が訪れてきたり。そんな経験は誰でもしているはずなりが、席を外すことになったその瞬間に、今まで見ていたテレビ番組の継続視聴を断念する人は多いと思うなり。まあ電話をしながらでも、客がその場にいようともテレビを見続けるというツワモノもいるとは思うなりが、少なくともコ○助は集中してテレビを見られないならば、もう見るのを止めてしまうなりよ。それゆえ、中途半端なカタチでしか見ることができなかった番組は、これまで星の数ほど……。

そんなコ○助のような人にはピッタリのテレビが東芝から発表されたなりよ。発表されたのはHDDレコーダを内蔵した液晶テレビ「ちょっとタイムface」。液晶テレビに160GBのHDDを内蔵することで、リモコンの「ちょっとタイム」ボタンを押すと、その時点から録画がスタートする仕組みなりね。あとで時間のあるときに、途中からでも番組を見ることができるというスグレモノなり。

この機能だけ聞くと「HDDレコーダにはすでに同様の機能があるのでは?」という疑問が湧いてくるなりが、東芝の説明によると「常時HDDレコーダを立ち上げているわけではないし、テレビに同様の機能が最初から搭載されていればラクなのではないか」というコンセプトで開発されたようなりよ。なるほど、確かに最初から一緒になっていたほうが使い勝手は格段に良さそうなり。

また、チューナーが充実しているため、例えばドラマを見ている途中に裏で放送されているプロ野球中継が気になったときなど、「ちょっとタイム」ボタンを押してからチャンネルを変えれば、ドラマのほうは録画しておけるし、野球中継も見られる、と。まあ実際にはそんな使い方をするシーンはそれほど多くは無いと思うなりが、あれば便利な機能なのは確かなりね。

今回発表された3モデルのスペックと価格を確認しておくと。

・画面サイズは26V型、32V型、37V型の3モデル。
・160GBのHDDを内蔵。
・搭載されるチューナーは地上アナログ×2、地上デジタル、BSデジタル、110度CSデジタル。
・価格はオープンプライス(予想小売価格は31万円〜50万円)。

価格がちょっと高いのがネックなりが、まあ第一世代の製品なのである程度は仕方ないなりか。コンセプトは悪くないし、テレビデオが流行ったようにテレビにも順次HDDレコーダが搭載されたタイプのものが増えていくだろうし、今後の普及と価格の引き下げに期待したいなりね。早くこの手の製品が10万円以内で購入できるようになりますように。

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