今年はソニー、任天堂、マイクロソフトが家庭用ゲーム機の次世代機を投入する、ゲーム業界にとって大きな節目となる年。各社とも5月中に次世代機を発表し、早ければ年内、遅くても年度内には発売に踏み切ると言われているなりよね。各社の次世代機に関する情報は、恐らく発表されるであろう時期まであと1か月前後という現在になってもあまり伝わってこないため、どのような次世代機が登場するのか想像を膨らませながら心待ちにしている人も多いと思うなり。

コ○助はゲームキューブの累積稼働日数が1日、プレステ2が30日程度という反省から、今のところ次世代機の購入には慎重な姿勢。そういえば前世代のNINTENDO64も3日くらいしか稼働していなかったような（笑）。「現行機からどの程度パワーアップしたゲームが楽しめるのか」という点は気になるものの、実際にゲームをやる時間はほとんど無いので、例え次世代機を購入したところでチョロッと1〜2本触ってみるだけのような気もしているなりね。

本当はゲーム大好きなのでやり込みたいなりが、寝るのを諦める以外にゲームをやることができないという、厳しい現実が立ちはだかっているなりよ。でも、やはりどのようなハードになるのかは興味津々。ゲームは物理的な制約があってできなくても、ハードはそこにあるだけで幸せを感じるなりから。間違っているのは重々承知しているなりが、物欲なんてそんなものなりよ、きっと。

各社の次世代機はいずれもデザインを含めて大幅に進化するものと思われるなりが、中でもマイクロソフトの次世代「Xbox」は現行機の惨敗を受けてのリベンジだけに、相当気合いが入っているとの噂なりよね。特に日本市場を重要市場と位置づけ、惨敗の要因となった大きさやゲームタイトル数の改善には本腰を入れているようなりよ。また、CNETの記事によれば、「次期マシンでは目標も大きく拡大する。ゲームだけでも『すごい』という声が上がるだろうが、音楽や各種メディアを取り扱え、PCとの接続でき、Xbox LiveがMessengerとつながるなど、今度のマシンはものすごいものになる」のだとか。仮にWindowsと接続することによって何らかの新しい提案ができるのであれば、それはソニーや任天堂には実現できない魅力のひとつになりそう。Xbox LiveがMessengerとつながるというのも、面白そうなミックスではあるなり。

そんな次世代「Xbox」なりが、当初予想されていたElectronic Entertainment Expo（E3）よりも前、5月12日にMTVの特別番組「MTV Presents: The Next Generation Xbox Revealed（次世代 Xbox のベールを剥ぐ）」で正式発表されることが決定したなり。恐らくこうしたテレビ番組で新ハードが発表されるのはゲーム業界初の試みなのではないかと。30分の番組なりが、「ロード・オブ・ザ・リング」に主演したイライジャ ウッドが出演し、ロックグループのザ・キラーズがパフォーマンスを披露、関係者のインタビューなど、かなり派手な番組になるようなりよ。

番組はMTV.comでも配信されるなりが、日本では13日の11時30分から放送される（北米では5月12日の21時30分から）ので、ちゃんと日本語字幕付きで見たいという人は、今からでもMTVに加入しておいたほうが良いかもしれないなりね。コ○助も忘れずにチェックしなくては。皆さんもお見逃しなく。