アップル、Mac OS Xの新版「Tiger」を4月29日に発売。

2005/04/13 11:30 Written by コ○助

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Windowsに比べると比較的細やかなアップデートをしているアップル・コンピュータのMac OS Xなりが、昨年6月に新しいバージョンの「Mac OS X 10.4『Tiger』」のプレビュー版を開発者向けに公開。開発の進捗状況がたびたび話題となっていたなりが、正式発表されるとともに、日本での発売が4月29日午後6時からになることが発表されたなり。現行バージョンの「Mac OS X 10.3『Panther』」が2003年10月8日に発表されているので、約1年半ぶりのメジャーバージョンアップとなるなりね。発売に伴って、日本のアップルストア各店などでもスペシャルイベントが開催されるようなりよ。

「Tiger」は「Panther」に比べると200以上の新機能と新技術を搭載しているなりが、大きな変更点や新機能を簡単にまとめておくなりね。

・標準搭載のブラウザ「Safari」がRSSに対応、「Safari RSS」に。
・新しいファイル検索機能「Spotlight」を搭載。
・HTMLやJavaScriptをベースにした14のアクセサリアプリケーション群「Dashboard」を新たに搭載。
・H.264ビデオコーデックをサポートした「iChat AV」。

一番大きな新機能は、やはり「Safari」の新版と新しい検索機能の「Spotlight」なりか。Windows版のInternet Explorerは次期バージョンでRSSに対応することが明らかになっているなりが、アップル・コンピュータもそれに先駆けて標準搭載のブラウザをRSSに対応させたなりね。この2つのブラウザが市場に出揃ったときに、RSSはブレイクスルーを迎えることになることは、ほぼ間違いなさそうな感じなり。ちなみに、「Safari RSS」はRSS対応のWebサイトを自動的に検知する機能も兼ね備えているのだとか。ブラウザへのRSS登録作業が簡単にできる工夫が凝らされているなりね。

検索機能の「Spotlight」は、iTunesで曲名やアーティスト名、アルバム名で曲を瞬時に探し出せるのと同様に、Macに保存された書類の中身や書類に関する情報を検索。電子メール、コンタクト情報、アポイントメント、画像、PDFファイル、そしてMicrosoft Office書類を含むほとんどすべてのタイプの書類を探し出し、それらを自動的に整理して、瞬時に結果を表示させるなり。OSの中核部分に組み込まれた機能なので、高速に、かつ常に新しいデータを検索できるのが特徴なりよ。

200以上の新機能や新技術は必要ないと思う人でも、きっと「Safari RSS」と「Spotlight」はかなり実用的に使うことができるはず。価格は14,800円と決して安くはないなりが、Mac OS Xユーザーの人はバージョンアップを検討してみて下さいませ。

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