押井守も参加、NHKアニメ「スプーンおばさん」がDVD-BOX化。

2005/04/06 11:42 Written by コ○助

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「♪リンゴの森の子猫たちに 誘われたのよ 楽しいParty〜」。覚えているなりか? 1983年4月から1984年3月までNHKで放送されていたアニメ「スプーンおばさん」のテーマ曲を。この飯島真理が歌う「リンゴの森の子猫たち」は作詞が松本隆、作曲が筒美京平という最強コンビによる楽曲。コ○助はいまだに最後まで口ずさむことができるほどハッキリと記憶に残っているなりが、同様に、当時「スプーンおばさん」を見ていた人の心には強烈に残っていることと思うなりよ。それくらい小気味の良い、楽しい楽曲なりよね。

コ○助は「スプーンおばさん」には強い思い入れがあるなり。小学校低学年の頃、運動会のフォークダンスの楽曲として「リンゴの森の子猫たち」が選ばれ、これを一心不乱に踊ったことがあったなりね(笑)。フォークダンスと「スプーンおばさん」。当時の担任の先生がフォークとスプーンにかけて選曲したのかどうかは定かではないなりが、幼心に「リンゴの森の子猫たち」のリズムは楽しいなぁ、と思いながら熱心に練習に励んでいたなりね。それこそ何度も何度も身体で聞いた楽曲なので、その後忘れることもなく、現在に至るというわけなり。

「リンゴの森の子猫たち」だけでなく、もちろん「スプーンおばさん」もコ○助が幼少の頃に見た数少ないアニメのひとつ。あまりかわいいワケでもないおばさんが主人公のアニメというのは見たことがない(「ハウルの動く城」くらい?)なりが、「スプーンおばさん」では突然小さくなったり、元に戻ったりを繰り返す不思議なおばさんが主人公だったなりね。小さくなったときにだけ、動物と会話できるというメルヘンな設定も子どもにはウケていたと思うなり。

全体的なストーリーは冒険モノながら、もともとノルウェーの作家アルフ・プリョイセンの童話が原作ということで、非常にほのぼのとしたアニメだったなりよ。CD Journalの記事によると、シナリオ・絵コンテとして今や世界的なクリエイターの押井守が参加していたのだとか。「スプーンおばさん」のイメージと、現在の押井守の作風は全然違うなりが、まさに「人に歴史あり」といった感じなりね。

そんな「スプーンおばさん」がDVD-BOXとして発売されることになったようなり。全130話が収録されている大きなDVD-BOXなので買うかどうかは別にして、再び「スプーンおばさん」スポットライトを浴びるきっかけになるのは嬉しいなりねぇ。どんなDVD-BOXになるのかを簡単にまとめておくと。

[スプーンおばさん DVD-BOX 1(6枚組)]
・第1話から第72話まで収録
・32ページ豪華特製ブックレットを同梱
・5月27日発売
・価格は23,940円

[スプーンおばさん DVD-BOX 2]
・第73話から第130話(最終話)まで収録
・特製PINSを同梱
・7月29日発売
・価格は未定

きっと今の子どもに見せても楽しめる内容だと思うので、「子どもの頃に見ていた」という今の親世代なら、親子で楽しむことができそうなりね。良質のアニメである「スプーンおばさん」をぜひぜひ。

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