1,000円の高級バーガー「匠味十段」の衝撃からまだ間もないモスバーガーなりが、今度は4月22日から6月下旬までの期間限定で、新メニューとして中華風バーガーが投入されることになったなりよ。パオを使った中華風バーガーは中華街などでは気軽に食べられるメニューとして販売されているのを見かけるなりが、モスバーガーとしては初めての試みとなるなり。
そもそもパオとは、甘い皮の饅頭で東坡肉(トンポーロー)などを挟んだ中華風バーガーの総称のこと。日本ではどこでも食べられる、というほどポピュラーでは無いなりが、コ○助も香港に行ったときに中華系のファストフードでパオをよく食べたものなりよ。饅頭が具材の汁を吸って、ちょっとグチャッとした感じが美味しいなりね。基本的には中華料理がそのまま具材として採用されるので、東坡肉のほかにも青椒牛肉糸(チンジャオ・ロースー)や干焼蝦仁(海老のチリソース)などを挟んでいるものも多いなり。
モスバーガーから発売される中華風バーガーは「パオチキン 北京ダックソース仕立て」と「パオスブタ 黒旨酢(くろうまず)仕立て」の2種類。メニューの名前を見ただけで美味しそうじゃないなりか(笑)。それぞれのメニューの特徴を簡単にまとめておくと。
「パオチキン 北京ダックソース仕立て」(380円)
・千切りのレタス
・直火で網焼きした大きめの鶏もも肉
・ごま油やマヨネーズソースで筍などと和えたクワイのサラダ
・海鮮醤(ハイセンジャン)、甜面醤(テンメンジャン)を使用したオリジナルの北京ダック風ソース
・これらの具材をパオで挟み込んだもの
「パオスブタ 黒旨酢(くろうまず)仕立て」(380円)
・千切りのレタス
・牛豚合挽き肉のハンバーグ
・香酢でまろやかに味付けした酢豚
・酢豚には玉ねぎ、筍、人参、赤ピーマンなどの角切り野菜
・パイン風味を加えたマヨネーズベースのサワーソース
・これらの具材をパオで挟み込んだもの
う〜む、相変わらずこだわり方がハンパじゃないなりね(笑)。具材にクワイや筍を使うあたりがほかのファストフードには見られないこだわりを感じるなりよ。とりあえずクワイが大好物のコ○助の心にはズババババっと響いてきたなり。まずは「パオチキン 北京ダックソース仕立て」を食べてみなくては。
発売開始は4月22日。2か月程度の販売なので、気になる人は期間中にぜひ一度はお試しを。