開幕まであと3日まで迫ってきた愛知万博。テレビや雑誌は関連の話題であふれ、懸念されていた「関心の低さ」はすっかり払拭された感もあるなりよね。運営サイドからすればとりあえずホッと胸をなで下ろせる状況になったのだと思うなりが、今回の万博が決定した直後から、何年も開催を楽しみにして来た万博好きなコ○助にとっては、この盛り上がりが逆に悲しくもあるなりよ。なぜって、それは会場が混雑し過ぎて、観たいパビリオンを観ることができない状況が生まれてくるから。遠い昔、子どもの頃に経験した筑波万博での行列の悪夢が、やはり今回の愛知万博でも蘇りそうなりね……。

愛知万博では行列回避のための対策を一応は練っていて、インターネットによるパビリオンの事前予約制や、当日の整理券制を採用しているなりよ。整理券制に関しては筑波万博のときにも一部の人気パビリオンで採用されていたなりが、コ○助の記憶では整理券を手に入れるまで時間がかかり、さらに整理券を持っていても行列に並んだような気が。「あまり整理券の意味がない」と家族揃って憤慨したような記憶があるなりよ。愛知万博の整理券がどの程度うまく機能するかは開幕してみないと分からないなりが、筑波万博のときのようなことにならなければ良いなりねぇ。

インターネットによる事前予約は、当然筑波万博の頃には無かったもの。整理券を手に入れるまでに会場で苦労しなくて良いのは便利なりが、これがまたえらい勢いで予約が埋まっていくなりよ。現在、インターネットによる事前予約を受け付けているのは14のパビリオン（16種の整理券）。どのようなパビリオンが事前予約を行っているのかを確認しておくと。

【インターネットの事前予約を受け付けているパビリオン】
・韓国館
・NEDOパビリオン
・長久手日本館
・長久手愛知県館
・名古屋市パビリオン「大地の塔」
・ワンダーサーカス電力館
・JR東海　超電導リニア館
・三菱未来館＠earth
・日立グループ館
・三井・東芝館
・ガスパビリオン　炎のマジックシアター
・トヨタグループ館
・トヨタグループ館・車いす席
・森の自然学校
・グローバル・ハウス　オレンジ／マンモス
・グローバル・ハウス　ブルー／マンモス

今回の愛知万博の目玉ともいえるマンモスや、搭乗歩行型ロボット「i-foot（アイフット）」が見られるトヨタグループ館、世界最大級の万華鏡「大地の塔」が見られる名古屋市パビリオンなどなど、恐らくテレビや雑誌で大々的に取り上げられているようなパビリオンは、だいたい事前予約を実施しているなりね。ただ、事前予約にはアクセスが殺到していて、現在受け付けている4月末までの分がすでに予約終了となっているパビリオンも出ているなりよ。特に人気のあるパビリオンの予約状況を見ておくと。（22日午後2時現在）

・トヨタグループ館（3月25日〜4月27日まで予約終了）
・ガスパビリオン　炎のマジックシアター（3月25日〜4月17日まで予約終了）
・名古屋市パビリオン「大地の塔」（3月25日〜4月4日まで予約終了）
・ワンダーサーカス電力館（3月25日〜4月7日まで予約終了）
・JR東海　超電導リニア館（3月25日〜4月5日まで予約終了）
・三菱未来館＠earth（3月25日〜4月4日まで予約終了）
・日立グループ館（3月25日〜4月3日まで予約終了）
・三井・東芝館（3月25日〜4月3日まで予約終了）

これ以外のパビリオンも「空き少数」となっている日が多いため、4月末までに愛知万博に行こうと思っている人は注意が必要なりね。まだ予約をしていない人は、急いでしておかないと会場に行ったあと途方に暮れることになりそうなり。

5月以降はゴールデンウィークと夏休みが最も混雑する時期になるなりが、その時期に合わせて愛知万博に行こうと計画している人は、早めに予定を組んで、早めに事前予約をしたほうが良さそうなりね。コ○助もできるだけその時期をズラして、平日を狙って行こうと検討中なり。