先日、20代前半の友だちと雑談をしていた時のこと。コ○助が「実家の机の引き出しを整理していたら、『なめねこ』の免許証カードが出てきた」という話をしたら、キョトンとした顔をして「なめねこ? なんですかそれは?」と聞いてくるなりよ。えっ……。最近の若い人は「なめねこ」を知らないなりか(笑)。確かに「なめねこ」ブームの頃はコ○助もまだ幼稚園くらい。なので、今の若い人が生まれる前の話なのでその反応も仕方がないのかもしれないなりが、なんだかちょっと寂しかったなりね。
コ○助は今でこそ犬か猫かと問われれば犬派なりが、小さい頃は断然猫派だったなり。それゆえ「なめねこ」にも思い入れがあったなりが、コ○助の母親は異常なまでに猫が苦手(動物全般は好きなりが、猫だけはどうしてもダメらしいなり)なため、「なめねこ」のグッズを買ってくれとねだっても買ってもらえなかった悲しい過去があるなりよ(笑)。なので、大人になってから
ヤフオクなどで「なめねこ」グッズを見かけるたびに、子どもの頃の無念を晴らすかのように「欲しいなぁ」とずっと思って来たなりね。
そんなコ○助が数日前に、普段は行かないヤマザキデイリーストアにフラッと立ち寄ったら。入り口を入ってすぐの、一番目立つところの棚に「なめねこ」と思しき写真が見えるじゃないなりか。「なぜこんな場所で『なめねこ』??」と思いながら棚に近づいてみると、カバヤ食品から発売されている玩具菓子「なめねこカードガム」だったなりね。むぅ、いつの間にこんなものが発売されていたなりか……。
もちろん、コ○助は迷わず購入してみたなり。だって、20年以上の時を経て実家の机の引き出しから発掘された「なめねこ」の免許証の復刻版が、1個105円という価格で目の前に並んでいるなりからね。買わない道理が無いなり。ただ、在庫が少なかったので、購入できたのは3個だけだったなりが、家に帰ってすぐに開封してみたら、なんとも懐かしい免許証が出てきて思わず感動してしまったなりよ。積年の思いが、瞬間的にグッとこみ上げてきたなりね(笑)。
さて、ここまで読んでもサッパリ「なめねこ」とは何ぞや、と思っている人も多いかもしれないなり。「なめねこ」に関しては、当時のブームの仕掛け人の津田覚氏の公式ページに詳しく書かれているので、簡単に情報をまとめてみるなりね。
・デビューは1980年。ブームが終焉したのは1982年頃。
・「なめねこ」は猫に服を着せたキャラクターで、ツッパリ系を基本にさまざまな服装で登場した。
・キャラクターグッズとして運転免許証のカード、ステッカー、ポスター、レコード、文房具、写真集など500種類を超すラインアップに。特に免許証のカードは発行枚数1,200万枚を超えたらしい。
・テレビ番組やCMに引っ張りだことなり、海外メディアからも取材が殺到。
ブームのピークが1981年だったようなので、コ○助の記憶に間違いないなりね。ちょうどコ○助が幼稚園くらいの頃だったなり。免許証のカードの発行枚数が凄いことになっているなりが、当時交通違反者がこぞってこのカードを出したので、警察からお叱りが入ったというエピソードがあるほど、日本全国で大ブームとなっていたなりね。また、こうしたキャラクター展開が大ヒットした例がは海外にも無かったことから、当時海外メディアからの取材が殺到。現在では当たり前となっている犬用の洋服のアイデアは「なめねこ」が伝播してもたらされたものだ、という説もあるようなり。本当なりかね(笑)。これが本当だったら凄い話なり。
こうしてコ○助の手元に再びやって来た「なめねこ」の免許証カード。前述の20代前半の友だちに見せたところ「かわいい!」を連発、かなりウケていたなりよ。確かに猫の可愛さは普遍的なものだし、時代は違っても、受け入れられる要素はあるなりよね。再びブームに火が付くか……とも思ったなりが、氣志團が火を付けた平成ツッパリブームもそろそろ陰りが見えているだけに、ちょっと投入するタイミングが遅かったような気も。皆さんはどう思うなりか? 「なめねこ」は平成のこの時代に、再び受け入れられると思うなりか?
☆事前にモバイル版専用のコミュニティ「名刺Gocco」で、「なめねこ」がどの程度認知されているか、リサーチをしてみたなりよ。ほとんどの人が「知っている」と答え、リアルタイムにブームを体感していなくとも、その後のテレビ番組などで「なめねこ」の存在は知っているという人が多いようなりね。
「小生は'75年産です。小学校のとき、缶ペン(缶のペンシルケース)に『なめねこ』を使っていたことがありますよ。グッズがとにかくたくさんあったので同年代で知らない人の方が少なく思いますよ^^」(SKMTさん)
「74年生まれです。もちろん知っています。確か小学2年生のクリスマス前に電話でサンタさんに『なめねこの消しゴムが欲しい!』とお願いしたことあります……」(シュツさん)
「77年生まれです。なめねこ自転車免許証を持っていました(笑)なにやら噂もあったので記事楽しみにしています」(あーーーーーーさん)
「79年生まれでグッズはもってなくて当時(←いつだかよく知らないんですが)ではなく後でテレビとかで知った気がします。それにしてもねこたんは可愛ぃにゃ〜ヽ(´ー`)丿」(小麦たんさん)
「77年生まれです。確か免許証みたいなの持ってました。何故流行ったのかも覚えてませんが皆知ってましたね。いやー懐かしいです」(ゆっきーさん)
「68年生まれです。確か中2の頃に流行ってました。当時 他にはDrスランプやなんかも有りましたねぇ(;^^)」(ずるさん)
「77年生まれです。免許証とポスターが家にありました。アニメもあるという話ですが実写でないなめ猫は楽しいのかな?」(大作さん)
「67年です。子供の頃、めちゃブレイクしたの覚えてます。たしか……いまだに、写真集が実家にあったよーな。懐かしいですね」(なおさん)
「69年生まれです。懐かしいですねぇ。『なめんなよ』とか、『全日本暴猫連合』とか書いてあったグッズを持っていましたね」(うさの浪さん)
「1981生まれです。……名前だけならしってます(偽装してません)たしか深夜ドラマ『トリック』にもでてきました」(風見鶏さん)
「マレーシアのクチン(マレー語で猫の意)に猫博物館(?)があり、日本代表として『なめねこ』軍団が現役で陳列されてます。毎年、猫パレードが開催されて日本人も参加してます。トピズレですいません。もちろん私は知ってます(T^T)クチンで見て懐かしかったです。S40産」(渋子さん)
「76年生まれ。当然免許証は持ってましたけど、セメントで固めて撮ってるとか何匹も死んでるとかの噂も入ってましたね……」(りょうさん)
「78年生まれです。当時、家にキーホルダーがあったような……。知ってはいるけど、内容は特に覚えていません。でも懐かしいですね〜^^」(Sachix)
「74年生まれです。懐かしいですね。免許証は持っていたような気が。当時は周りのみんなが何かしら持っていたと」(けいいちさん)
「1983年生まれですけど常識!? として知ってます。回りの友人も知ってると思います」(ピッポンさん)
「夫婦ともに知ってますよ〜(・∀・) 夫72年生まれ32歳、私66年生まれ38歳です」(しらすさん)
「82年生まれですけど、知ってますよ〜☆母が好きだったのかは知りませんが実家のタンスにはなめねこシールがペタペタと未だに残ってます」(みゃるさん)
「今年、29歳 当然? 知ってます」(さいころさん)
「1977年生まれでもちろん知ってます〜」(たふぃさん)
「77年生まれ27才ですが知ってまーす(・∀・)」(ムッシュさん)
「流行りましたね〜!免許証買いました(笑)撮影風景を取材した番組を見てこうして撮ってたのか!と、同時に……ネコが可哀想……と思った事を思い出します。63年」(玲さん)
「78年生まれですが聞いたことあってもみたことありません。結構同年代のみなさん知っているので驚きました(^O^)」(ルンさん)
「80年生まれですが知ってますー。でもTVで得た知識がほとんどかもしれません。リアルタイムで流行ったといったことはなかったと思います(^^;」(melondogさん)
「下敷きとかブロマイドとか、当時はいっぱい持ってました。76年生まれの辰年です」(武人さん)
「77年生まれですけど、しってますよ!実家を探せば一つや二つ関連グッツあるんじゃないかな」(本気の馬鹿さん)