曙のWWE参戦が正式決定、4月3日デビューへ。

2005/03/15 15:22 Written by コ○助

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2月5日に行われたWWE日本公演(スマックダウン)の際に、会場で試合を観戦していた曙がリングに上がり、ビッグショーと睨み合いをしたことがちょっとしたニュースになったなりよね。あれから1か月。どうやら事態は急展開しているようなりよ。4月3日に開催されるWWE最大の祭典「レッスルマニア21」への参戦がWWEの公式ページ上で正式発表され、K-1からWWEへの転向が現実のものとなったなりね。

曙は今週末(3月19日)に開催される「K-1ワールドGP ソウル大会」で角田信朗と対戦するために調整中なりが、もしこの試合に敗れた場合には「2年間はK-1を封印する」と語っているなりよ。この言葉から不退転の決意で臨むということなのかな? と一瞬思ったなりが、2年間という数字があまりに具体的な数字だったので不自然な気もしていたなりね。WWEへの正式参戦が「K-1ワールドGP ソウル大会」前に発表されてしまったことで、恐らく2年間というのはWWEとの契約期間なんだろうと勘ぐってしまうなりが、そうなると角田信朗との試合はもうどうでも良いものになってしまうなりねぇ(笑)。

「レッスルマニア21」で対戦するビッグショーは、WWEで最も大きな体を持つ男。曙が身長203センチ、219.7キロなのに対し、ビッグショーは228センチ、230キロと曙をさらに上回るまさに「巨人」なりね。WWEの公式ページではこの「巨人」対決について「レッスルマニア史上これほどの大巨人対決はかつてない。レッスルマニア21で、世界大巨人対決は見逃せない!」との宣伝文句付きでこの対戦カードへの注目を煽っているなりよ。試合形式が通常のプロレスではなく、「相撲スタイルマッチ」となっていることが少し気になるなりが、WWE入りする新人としては異例の大々的なデビューとなることは間違いないなりね。

相撲の頂点からK-1の世界に転身してから1年半。横綱時代の圧倒的な強さはすっかりとなりを潜め、今や試合に出ても「どう負けるのか」に注目が集まっている状況なだけに、K-1を辞めてプロレスに転向するというのは良い選択だと思うなり。「K-1ワールドGP ソウル大会」だって、引退していた角田信朗を復帰させて対戦相手に据えるというあたりで、もう厳しすぎるなりよね(笑)。WWEならすべてが「演出」と分かっているので、曙もきっと活躍するフィールドが与えられるはず。WWE的にも日本市場をさらに開拓していくための重要なキーマンになりうる曙の存在は大きいと思うなり。

「レッスルマニア21」の結果はもちろんなりが、今後はWWEを主戦場にしていくようなので、ストーリー展開の中でどのようなキャラクター付けをされていくのかにも注目しておきたいところなり。ただ、曙はキャラクターとして面白味が無いのが心配なりよねぇ。WWEに参戦するからには成功して欲しいとは思うなりが……。とりあえず当面K-1の試合は見納めになるのは確定のようなので、「K-1ワールドGP ソウル大会」はチェックしておく必要がありそうなり。

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