ダイヤモンドの世界市場の、なんと80%を占めているといわれる最大手の
デビアス社。今や婚約指輪の値段の定義となっている「給料3ヶ月分」を最初に提唱した企業でもあります。「ダイヤモンドは永遠の輝き」というキャッチフレーズを考え出したのもここだとか。
しかしこのデビアス社、同じようなキャンペーンをアメリカと英国でも展開したんですが、何故かアメリカでは「給料2ヶ月分」、英国では「給料1ヶ月分」と宣伝していたのです。国民性の違いを考慮して……とのことですけど、面白い話ではありませんか。
ちなみに日本人であるウォール真木は、アメリカ人のダンナとイギリスで生活をしていて、そこで結婚式も挙げました。なのでちょっと好奇心もあり、婚約時に彼に向かって聞いてみたのです。
私:「婚約指輪の購入価格は日・米・英と3通りあるワケですが。どれにしましょう?」
ダンナ:「あ、指輪買わないし。悩まなくて良いよ」
……そういう選択肢できたか(涙)。
何はともあれ、上で紹介した中では一番婚約指輪にお金をかけない(らしい)イギリス男性。恋人やパートナーにあまり出費をしない国民性なのかなぁ?と以前から思っていたら、それを証明するかのような記事が。
なんでも「イギリス男性は自分のパートナーよりも、母親の方により高価な花束をプレゼントする」という統計が、スーパーマーケット・チェーンの大手「セインズベリー」によって発表されたのだそうです。イギリスの母の日(3月の第1日曜日)の直前に明らかになった調査の結果によりますと、このスーパーで過去に男性が購入した花束の金額は、2月14日のバレンタイン・デーでは平均21ポンド71ペンス(日本円にして約4,300円)だったのに対し、母の日では30ポンド16ペンス(約6,000円)と、40%も多い出費だったのだそうです。
この傾向については「イギリス男性は恋人よりも母親に対して特別な絆を感じているから」だとか、逆に「恋人よりもお母さんの方が存在として怖いと感じる幼稚性のため」だとか、いろいろ憶測が出ているそうです。どっちにしろ、大切な人に贈る花束を大衆的スーパーなんかで買うな!と、その信憑性を疑問視する声も出ているそうです(笑)。
花束で思いだしましたが、私の友人は以前ご主人(ニュージーランド人)から、花束を貰ったのだそうです。しかしまだ日本生活が浅かった彼は、お花屋さんで「お墓参り用」を買って来てプレゼントしてくれたのだとか。友人はバカ受け。
きっと、和風で良いと思ったんだろうなぁ(爆)。