携帯電話でパソコン用のサイトが閲覧できるフルブラウザ「jigブラウザ」。それまで携帯電話(PHS含む)のフルブラウザはDDIポケット(現ウィルコム)の「AH-K3001V」の独壇場だったなりが、昨年10月に「jigブラウザ」のFOMA版と一部のau端末版が登場してからは徐々に勢力図が変わってきているなりよね。「jigブラウザ」は年間料金の一括支払いだと6,000円、毎月支払いだと月額1,050円。「サブで『AH-K3001V』を持つよりは安い上にFOMAやWINなら速度も速い」ということで、大きな反響を呼んでいるなり。
ただ、auの対応端末は「W11H」「W11K」「A5403CA」「A5406CA」「A5407CA」の、Javaアプリが動作する5機種に限られており、最近のBREWアプリが動作する端末では利用することができなかったなりよ。BREWアプリの開発はKDDIの審査を通らないと許可が下りない仕組みになっているなりが、フルブラウザとWINの組み合わせのサービスをまだ提供したくないように見えるKDDIからはBREW版「jigブラウザ」の許可が出なかったなりね。また、ボーダフォンも同様にアプリの開発許可が下りず。そのため、auのWINユーザー&ボーダフォンユーザーの中には「高速かつ定額の環境でフルブラウザを利用したい」という欲求を満たすサービスを享受することができず、今後も当分は実現の見込みがないと半ば諦めていた人も多いと思うなり。
ところが、BREWアプリやボーダフォンのアプリでは無いなりが、携帯電話に標準で搭載されているブラウザを利用して、「jigブラウザ」と同等の機能を提供するWEBアプリケーション「jigブラウザWEB」がリリースされたなりね。これで一気に問題が解決されたなりよ。こちらは従来の「jigブラウザ」に比べて価格も安く、年間料金の一括支払いだと3,000円、毎月支払いだと月額525円。対応機種は幅広く、NTTドコモがFOMAシリーズ(901i/900i/700i/2701/2102/2101/2051/2002)、premini-II、506iシリーズ、505iシリーズ、253iシリーズ。auがWIN3xシリーズ、WIN2xシリーズ、WIN1xシリーズ、PENCK、talby、ボーダフォンが902シリーズ、802シリーズ、702シリーズ(702MO/702sMOを除く)、V8シリーズとなっているなり。
コ○助もWINで使えるフルブラウザを熱望していたユーザーの一人なので、早速「jigブラウザWEB」を導入することに。年間一括だと3,000円なので、月額換算すれば250円なりか。これは安いなりねぇ。最大2.4MbpsのWINでパソコン用のサイトを閲覧してみると、全くストレスを感じることなくサイトをダウンロードできるのがグッド。えらい容量のあるNarinari.comのパソコン版サイトも、わずか2〜3秒で表示されるほどの速度なりね。出先でどうしてもパソコン用のサイトでないと調べられないことが出てきた時には、「jigブラウザWEB」はすごく重宝しそうなり。
携帯電話の定額制に加入している人は、「jigブラウザWEB」の導入を検討してみてはいかがなりか? きっと便利すぎて卒倒すること間違いなしなり。